2020-01-01から1年間の記事一覧
2020年7月7日火曜日。 場所は僕らのホームとも言えるライヴハウス、新宿レッドクロス。 Mr.ワリコメッツは、配信ライヴを行なう。 それもワンマンで。 これまで、ライヴはさんざんやってきた。 ワンマンライヴも何度かやってきた。 だが、配信でのライヴはほ…
かつて渋谷を「音楽の街」「文化発信の街」にした主役たちが、軒並み姿を消した。 それでは、日本のポピュラー音楽は「衰退」したのだろうか。 答えはノーだ。むしろ反対に、日本のポピュラー音楽は、音楽も演奏空間も人材も、より多様で豊かになった。取材…
お金がなくて個人練習でスタジオに入るのもままならない現状である。 だが、そうとばかりも言ってられないので、ここぞという局面だけスタジオに入ろう。 ということで、今日は久しぶりに個人練習でスタジオに行ってきた。 コロナ自粛期間があって、自分のド…
新譜をチェックしていてまず目に留まったのが、奥田民生の『サテスハクション』というシングルだった。 2020年6月17日発売だったそうである。 これはローリング・ストーンズに対するオマージュなのかな? 当然ながら、瞬間的にそう思った。 早速曲を聴いてみ…
8月19日に発売される、Mr.ワリコメッツのニューアルバム『星の海』。 ディスクユニオンで購入していただくと、「★ディスクユニオンオリジナル特典"ワリコメッツGEAR"付き★ワリコメッツの2ndフルアルバム『星の海』が10倍楽しくなる本!」という特典が付く。 …
しんぷ【新譜】 新しい曲譜。また、新しく発売されたレコード。「今月のー」 (大辞林) そうだ、新譜を聴いてみよう。 ふと、そう思った。 かなり長いこと、新譜をチェックする習慣をなくしていた。 昔の音楽を好きになってどんどん掘り下げているうちに、…
50年代初めからチェスの経営者レナード・チェスと密な関係を持ちながら次々と同社のレコードを自分のラジオ番組でオンエアしヒットさせていたフリードは、ベリーのデビュー盤もかけまくった。(『ミュージック・マガジン[増刊] ミュージック・ガイドブック』…
とあるイベントの一環として、ポール・マッカートニー、エルヴィス・コステロ、デイヴ・グロールら豪華面子によるヴァーチャル・セッションが行われたという。 ポール・マッカートニー、エルヴィス・コステロ、デイヴ・グロールらがヴァーチャル・セッション…
久しぶりに朝一で音楽を聴けた。 この時間は至福の時間で、「今日は何を聴こうかな?あれにしようかな?これにしようかな?」と迷う時間もまた喜ばしからずや、といった趣きである。 嬉しい悩みと言うか。 この習慣で始められる日々は調子がいいと言えるし、…
昨夜、ライヴしてきた。 ライヴハウスでライヴしてきた。 良いか悪いか、それは分からない。 というか、良い悪いの問題ではないだろう。 ただ、僕らのリアルが、そこにはあった。 リアルな「生」があった。 人生の「生」であり、生音の「生」であり、新しい…
昨日は、ちょっとした撮影があった。 何の撮影か。 ごく簡単に言ってしまうと動画の撮影である。 自分たちの音源に合わせてドラムを演奏する。 それを撮影してもらう。 初めての経験である。 音源に合わせてドラムを演奏するのはなかなか難しい。 静かめに演…
明日は久しぶりに人前でのライヴをする。 そのためにレパートリーの復習をしつつ、明日はどんなもんだろうかと想像をめぐらす。 緊急事態宣言や営業自粛要請などを経て、初めての人前でのライヴ。 検温、消毒、マスク、着席、換気、人数制限などなど。 でき…
昨日、アルバムのリリース情報が解禁された。 僕らのバンド、Mr.ワリコメッツのアルバムだ。 サザナミレーベルから、CDでの発売となる。 そして、ディスクユニオンの紹介ページではこのように紹介されている。 生々しく、泥臭く、哀愁漂う日本語ロックンロー…
昨晩も、音について考える。 練習そっちのけで考える。 音について考える時、いろいろな音源を比較してみると分かりやすい。 指摘されて、試してみて、理解した。 自分たちの新しい音源。 そして、自分たちの過去の音源。 それから、人さまの音源。 新しくて…
これは良い音だろうか? イメージ通りの音だろうか? 違うとしたら、どこがどう違うのか? イメージ通りの音にするためにはどこをどうしたらいいのか? あるいは、どう伝えたら、イメージ通りの音にしてもらえるだろうか? こういった判断は、とても難しいこ…
昨日は初めての配信ライヴ、そして久しぶりのライヴだった。 そんな、昨日のこと。 まずは、午前中に、ライヴのセットリストを復習する。 しっかりと入念に復習する。 なぜなら、しばらく皆でスタジオに入って一緒に演奏をしていなかったから。 たぶん3ヶ月…
久しぶりだ。 実に久しぶりだ。 そう、今日はライヴ! とは言っても、無観客の配信ライヴではあるのだけど。 それでもライヴであることに変わりはない。 正直なことを書こう。 配信ライヴ、僕は苦手だ。 やるのは初めてのことなので、ここでは観る側としての…
ビートルズ『プリーズ・プリーズ・ミー』に収録されている「チェインズ」という曲がある。 どういうわけか、僕は昔からこの曲が好きだった。 ジョンとポールと、そしてメインを歌うジョージと、3人の歌の掛け合いに魅了される。 そんな曲だった。 だがしかし…
ここ数日間、バンド関連の用事で外出が増えている。 それ自体は喜ばしいことではあるのだけど、その分、音楽そのものにかける時間が減っている。 音楽を聴く時間。 練習する時間。 思考する時間。 もちろん、音楽活動に隣接する諸々が重要であることは言うま…
昨日は、Mr.ワリコメッツの新しいアー写などを撮影しに遠出をしてきた。 都内から数時間、海があって、畑の広がる丘もある、のどかで素晴らしいところだった。 そして、長丁場で疲れたのか、今日は久しぶりにかなりの朝寝坊をしてしまった。 撮影の中で一度…
昨夜は、久しぶりにスタジオに行ってドラムを叩いてきた。 配信ライヴや、これからのライヴに備えて、少しずつ勘を取り戻していかなければならない。 新型コロナウィルスの影響でライヴが中止になったり、緊急事態宣言が出されて外出も制限されるようになっ…
黒人による音楽はかつて、黒人のための音楽であり、聴衆は当然黒人だった。 白人による音楽はかつて、白人のためのものであり、聴衆はやはり白人だった。 やがてその垣根が取り払われていく。 その突破口となったのは、白人の若者が黒人のリズム&ブルース(…
withコロナの時代だという。 そんな時代における音楽のあり方とは? ライヴのあり方、ライヴという「場」のあり方とは? どんなあり方が可能だろうか? 新しい生活様式だという。 新しい生活様式? うむ、このwithコロナの時代にあって、それは必要なことだ…
実は陰で進めていたMr.ワリコメッツのレコーディング。 Twitterでチラッと公表されていたので、ここにも記す。 昨夜未明、レコーディングはミックス作業まで終了した。 ここまで長かったような、短かったような。 プリプロの段階までは、このブログでも折り…
最近、ドン・ブライアントという人の『Precious Soul』というアルバムを好んで聴いている。 1969年のアルバムで、ソウル・ミュージックの名門、ハイ・レコードから出ている。 このドン・ブライアントという人、詳しくは知らないのだけど、調べるとメンフィス…
そして、ピアノを買った。 電子ピアノを買った。 先日、欲しいけれど買えるのどうか、「悩ましい」と書いた。 でも、その時点でもう買うことは決まっていた。 心の中では決めていた。 まだ買っていなかったけど、買うことは既成事実のようなものだったのだ。…
音楽を聴くと気分が昂揚する。 気持ち良くなる。 歌いたくなる。 踊りたくなる。 そして、叫びたくなる。 音楽はどうしてこうも僕たちに喜びをもたらしてくれるのだろうか? Spotifyのアルバムリストに保存していた“The Northern Souljers Meet Hi-Rhythm”と…
リバウンドの感覚が分かってきた。 つかめてきた。 以前、「叩くから弾ませるへ」と書いた。 「叩く」から「弾ませる」へ - それでも音楽の話をしよう そして、時間を見つけては取り組んできた。 なかなかうまく弾まなかったものが、少しずつ弾むようになっ…
手元に『MUSIC MAGAZINE 増刊 ミュージック・ガイドブック』という本がある。 1994年発行の本だ。 いつ手に入れたのかは覚えてない。 どうして買ったのかの理由も覚えてないが、比較的近年にヤフオクで手に入れたことだけは覚えている。 そして購入後、積読…
ここ1ヶ月くらいピアノを弾いている。 少しだけ弾いている。 ピアノと言っても電子ピアノだけれども。 いや、それは電子ピアノとさえ言えないかもしれない。 49鍵盤のキーボードで、「おもちゃの」と形容されてもおかしくない代物なのだから。 それでも、鍵…