非常事態とは言え、このままでいいのだろうか?
昨日、一昨日とバンドでレコーディングをした。
メンバー4人と、エンジニアさん1人。
昼から5人集まって、あーだ、こーだ、と計18時間。
何回も演奏するし、集中もするしで、これはすごく疲れるのだけど、終わってみるとなんだか心温まるような、不思議な充実感に包まれる。
ドラム、ベース、ギターの音を録った。
まだまだ途中経過。
それなのに完成形を想像して、ニンマリしてしまっている自分に気付いたりする。
ここからがまた大変だったりするのだけど、ほんのひとときの淡い空想。
我に返ると、2日後には今度は名古屋、京都、大阪へのライヴツアーが待っている。
頭を切り替えて、今日もスタジオでドラムの個人練習。
連日のドラムプレイで身体が悲鳴をあげ始めている気もするが、これはきっと気のせいだろう。
まだまだ、これから。
音楽の探究に終わりはない。
喜ばしいこと。
そんなこんなで、あまり音楽を聴いていない、この数日だったが、まぁ、これはこれで仕方がない。
時間が足りないばかりでなく、惑わされないように余計な情報を遮断した、という一面もあったのだし。
それより今、「ライヴ(ハウス)」という文化がどうなってしまうのだろうか?というのが気がかり。
人の行動が積み重なって文化ができる。
非常事態とは言え、このままでいいのだろうか?
まずは自らに問うべきことだ。