それでも音楽の話をしよう

音楽の話題を中心に、アイデア、ひらめき、日常を書き記していきます

許光俊著『クラシックを聴け!』

なんとなく許光俊著『クラシックを聴け!』という本を読んでみた。

クラシックを聴いてみたいと思ったのかどうか、それは分からない。

たまたま目に入っってちょっと気になったから読んでみた。

それだけのことだ。

 

結論から言うと、とても面白い本だった。

クラシックを聴きたいと思わせられた。

そもそも、クラシックって何をどう聴いたらいいのかが分からない。

分からないから眠くなってしまう。

実際寝てしまう。

だからちゃんと聴いたことがない。

そういう取っ付きにくいクラシックの聴き方を、ポイントを絞って分かりやすく、しかも興味深い切り口で教えてくれる。

『クラシックを聴け!』はそんな本だった。

 

クラシックには基本となる構造があるという。

混沌から調和へ。

その時重要なポイントとなるのが二元論だ。

「善」と「悪」、「陰」と「陽」、「天」と「地」。

正反対のもの同士が混沌を作り、それが紆余曲折を経て調和へと向かう。

それがクラシックの基本構造のようだ。

なるほど!

発想がすごく西洋的だなと妙に納得した。

対立を乗り越えて、より良いゴールへと向かう。

弁証法的発想。

その過程をフレーズというか、テーマというか、相対する二つの主題で表現したものがクラシック音楽なのだ。

 

純化しすぎた話かもしれない。

それでいい。

それくらいが丁度いい。

クラシックという音楽のフォーマットと、それ特有の聴き方を知れただけで充分だ。

そして、クラシックの歴史はそのフォーマットの中での、作曲家による創意工夫の歴史だということが知れただけで。

 

 

 

久しぶりにミーターズを

久しぶりにミーターズを聴く。

有名な「Cissy Strut」が入ったファーストアルバムを。

かつて毎日のように繰り返し聴いていた時期があったので、久しぶりに聴くとどの曲もなんだか懐かしく感じる。

もう10年以上は前だろうな、繰り返し聴いていたの。

久しぶりに聴いて一番印象に残ったのは、音が良いということ。

まぁ、音が良い悪いというのは多分に主観を含んだ感想だ。

では、何がどう良いと思ったのか?

それは音が生々しいこと。

マイクを何本立てて、どのように録ったのかは知らない。

いずれにしても編集や加工は少ない。

だからスタジオで聴くような音が聴こえる。

自分がバンドをやっているからかもしれないが、楽器本来のそのまんまの音が聴こえる、そういうサウンドが好きだ。

 

ミーターズ、やっぱり良いなぁ。

ドラムにも歴史がある

音楽には歴史がある。

ロックンロールにも歴史がある。

そして、ドラムにも歴史がある。

僕は歴史を知ることが好きだ。

純粋な好奇心でもあるし、歴史を知ることは対象そのものについての理解を深める効果もある。

 

最近、『The All-American Drummer 150 Rudimental solos』という本を買った。

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ドラムのスネア(いわゆる小太鼓)演奏の基礎としてまとめられた「ルーディメンツ」というものを、スネアのソロ曲を通して身につけてしまおう、というコンセプトの本。

いつ作られた本なのか正確な年代は今ちょっと分からないけれども、数々の名ドラマーも使ってきたという。

ドラムの技術を学べると同時に、ドラムの歴史を感じることができるだろう。

手元に届いて、そして軽くページをパラパラとめくっていると、これまでいた世界中のドラマーの存在に想いを馳せてしまう。

ともかく。

これからじっくりと取り組んでいって、その歴史の一部になれたら、と思う。

スピーカーから。イヤホンから。ヘッドホンから。

毎日、音楽を聴く。

スピーカーから。

イヤホンから。

ヘッドホンから。

 

一番の理想はスピーカーから音を出して音楽を聴くこと。

たいして立派なスピーカーがあるわけではないけれど、スピーカーはやはりスピーカーだ。

音楽の立体感を感じることができるし、音もふくよかだ。

主に集中して音楽を聴きたい時にスピーカーを使う。

 

移動中はヘッドホンで音楽を聴く。

ワイヤレスのイヤホンにしてから移動中に音楽を聴くのがだいぶ楽になった。

以前はよく、コードが絡まってイライラしたものだ。

イヤホンで聴く時は主に、お気に入りの曲を探すことを目的としている。

なのでサラッと聴く感じ。

聴いたことのないアルバム。

久しぶりに聴く曲。

最近は1970年代のアメリカのロックを中心に探っている。

本当はもう少し聴くものの幅を広げたいけど、時間との兼ね合いでテーマを絞って聴くようにしている。

ブルース・スプリングスティーン『Born To Run』、デラニー&ボニー『Home』、ボズ・スキャッグス『シルク・ディグリーズ』。

「昔聴いた時はピンとこなかったけど今聴くと凄くいい」、「こんなにいいアルバムがあったんだ」と嬉しい発見がたくさんある。

毎日のように。

 

ヘッドホンで聴くのは、夜の遅い時間。

やはり集中して音楽を聴く。

それなりには音量を上げたいので、夜はどうしてもヘッドホンが必要になってくる。

以前はヘッドホンが大好きだった。

細かい音まで聴こえるから、という理由で。

今はちょっと違う。

スピーカーから音を出した方が細かい音まで聴けるように思う。

だからヘッドホンはあまり使わなくなった。

必要のある時だけ。

 

と、最近の音楽を聴く環境をまとめてみた。

中断してしまっていたが、、、

完全に中断してしまっていた「曲作り」という課題。

ずっと取りかからなければ、否、取りかかりたいと思っていたのだけど、重い腰がなかなか上がらない。

腰が重くなってしまうのにはいくつか要因がある。

まず、なかなかクオリティーのある作品を作り出せないこと。

作曲の経験が浅いのだから仕方がない。

そこは諦めてガンガン作っていく中でクオリティーが上がってくればいいはずなのだけど、これがなかなか出来ないでいた。

やらなかったのは、無論、言い訳でしかない。

自分にとっての優先順位は何なのか?

それでやっぱり大事なのであれば、あとは、やるかやらないかだけだ。

もう一点は、歌詞がなかなか書けないこと。

テーマが決まらない。

景色が見えてこない。

当然、言葉が出てこない。

その循環に入るのが怖いのか、それで曲作りをあと回しにしてしまっていたようなところがある。

 

昨日、今日と、曲作りの時間を持った。

やはり歌詞が進まなかった。

ちょっと書いては消して、書いては消して、の繰り返し。

普段、いかに自分の内面を掘り下げることを怠ってきたことか。

それがよく分かった。

入れる情報を減らしてでも、自分の内側から言葉を紡ぎ出すことを習慣にする必要がありそうだ。

 

まずは次の一歩から

なんだか先のライヴ予定がバンバン埋まっていく。

今までに経験したことがないようなペースで。

既に年内はかなり決まっている。

冷静になって考えてみると、なんだか不思議なものだ。

そして、ありがたいことだと思う。

何が起こるか分からない世の中だけど、トラブルなく、無事に、そして最高のステージを迎えたいなと切に願う。

仕方のないこともあるけれど、できることだって必ずある。

そのためにもまずは次の一歩から。

次のステージがあり、そこに向けての日々の練習や研究、創作活動がある。

そうして、気持ちが高ぶっていく。

ピンチにおちいるところだった

ピンチにおちいるところだった。

またまた試練がやってきたかと思った。

このコロナ禍ではそれは何度もやってくるだろうし、活動していくには付き合っていくしかないし、やるしかないと思っていた。

こうなったらもう観念して、気楽にやったらいいじゃないか。

けれど、結果、今回はことなきを得た。

拍子抜けというか、一安心というか。

それにしても難しい世の中になったものだ。

人が集まるということにかけては。

 

別件で、念のために自費でPCR検査を受けた。

二度目なので今回はスムーズに。

ささっと。

結果は陰性。

いろいろな説や見解があって何が正解かは分からないけれど、「検査がもっと広がったらいいのに」と個人的には思う。

安く、気楽に、身近に。

 

そんなこんながあって。

まあ、元気に、これから大阪へと向かう。

今夜は塚本ハウリンバーで、忘れてモーテルズとの2マンツアー、【踊れキャラバン】。

音楽できることが、ライヴできることが、何より嬉しい。