得した気分
日本的な音楽ってなんだろう?
矢野顕子『Japanese Girl』というアルバムを聴く。
日本人的な少女、とも解せるか?
なるほど。
どうやら民謡を元にした曲が入っていたり、尺八や琴や鼓など日本の伝統的な楽器が使われたりしていて、タイトルに違わず「日本」を強く感じさせるアルバムとなっている。
そして、伝統的な日本を強く感じさせると同時に、伝統的とは言い難い音楽性をも含んでいて、とても興味深い。
矢野顕子の音楽については今まで完全にノーマークだった。
ちょっとこれからハマりそうな予感がする。
ともかく、このアルバムのA面(1〜5曲目)は、バックバンドにリトル・フィートが参加しているという。
これまたびっくり。
リトル・フィートは前からすごく好きなバンドだけど、このことは知らなかった。
アルバム『Japanese Girl』の2曲目に「クマ」という曲がある。
この曲に尺八が使われている。
この尺八、ウィキペディアによると、なんとリトル・フィートのローウェル・ジョージが担当しているそう。
なんということだ。
「日本」を感じさてくれる伝統的な楽器を、アメリカン・ルーツ・ミュージックの巨匠にご教示いただけるだなんて。
なんだか得した気分。
https://open.spotify.com/album/5V1KEZRko0jOjqmFASeuTm?si=XLSadgQuRECi6-V1cFfPJA&dl_branch=1