泥沼は続く
昨晩も、音について考える。
練習そっちのけで考える。
音について考える時、いろいろな音源を比較してみると分かりやすい。
指摘されて、試してみて、理解した。
自分たちの新しい音源。
そして、自分たちの過去の音源。
それから、人さまの音源。
新しくて身近なものから、古くて遠い国の音源まで。
それらを、同じ環境で比較してみる。
すると違いが分かる。
聴けば聴くほど、どこがどう違うのか、はっきり分かってくる。
だがしかし、と、ここではたと立ち止まる。
それで、ゴールはどこにあるのか?
どこをどうすれば理想に近づき、諸々のことが解決するのか。
それは聴けば聴くほど、そして考えれば考えるほど分からなくなってくる。
わけが分からなくなってしまった。
これでは完全に泥沼だ。
未だ泥沼は続く。
いや、ずっと続いていくのかもしれない。
音楽をやめないかぎり。