ドラム
音楽には歴史がある。 ロックンロールにも歴史がある。 そして、ドラムにも歴史がある。 僕は歴史を知ることが好きだ。 純粋な好奇心でもあるし、歴史を知ることは対象そのものについての理解を深める効果もある。 最近、『The All-American Drummer 150 Rud…
訳あっていつもとセッティングを変えてドラムを叩いてみる。 叩ける場所を一つ減らして。 きっとどこかで必要になるから。 正確な再現ではないけれど、シュミレーションだけはしておかなければ。 セッティングを変えてみると、同じ曲を演奏していても見えて…
楽器上達のために必要なことはいろいろあると思うが、しっかりしたフィードバックを得ることもそのうちの一つであろう。 演奏をしたらしっぱなしでは、ただ同じことの繰り返しになるばかり。 それでも「慣れ」で少しは良くなることもあるにはあるが、無意味…
毎日、ドラムのことについて考えている。 好きでやっていることだし、それは当然と言えば当然か。 あれやこれやといろんなことを考えるけど、練習方法について考えることはその中のうちの一つである。 どうすれば自分のドラムプレイが向上するか? 練習は毎…
どういう訳か、今になってドラムの練習が楽しい。 「楽しい」だなんて表現を使うとちょっと言い過ぎな感じもあるけど、毎日のちょっとした練習にやりがいを感じていることは確か。 効果を実感しているからだろうと思う。 そして、さらなる効果を期待してもい…
基礎練習が習慣付いてから、練習方法そのものについての興味が尽きなくなってきた。 どんな練習をしたら効果的か? それを考えたり調べたりするのもなんだか楽しい。 気をつけなければいけないのは、情報を得ただけで満足してしまわないようにすること。 「…
やっぱりドラムが面白い、と感じる日々が続いている。 長いことドラムという楽器を演奏してきた。 それなのに毎日新しい発見がある。 「そうだったのか!」と驚き、試して、感心させられるようなことが毎日のように起こる。 今まで見たことも聞いたこともな…
昨日スタジオに入っていて気付いたことがある。 もしかしたらドラムイスの座り方が良くないのではないか? しばらくの間、意識的に改善しようとしていることにドラムのフットワークがある。 もっと自由自在にバスドラを叩きたいのに、どうも思うように脚が動…
基礎練習が楽しい。 ドラムの基礎練習が楽しい。 シングル、ダブル、フラム、パラディドルのスティックワーク。 スムーズにできない。 というよりスムーズかどうか以前の問題で、身体に染み込んでいない動きをゆっくりと身体に馴染ませていっているような段…
最近、朝寝坊が続いている。 いや、朝寝坊とさえ言えないのかもしれない。 起きたら、ほぼ昼と言っていいような時間になってしまっているのだから。 起きたらまず第一に音楽を聴く。 昨日はリトル・リチャード、今日はビル・ヘイリーと彼のコメッツ。 そう、…
ライヴが近いと個人練習などもライヴ向きに変えていく必要があるけど、ライヴがひと段落したらまた違う練習ができる。 ライヴ向きにチューニングした自分のプレイを一度壊すことができる。 先日ライヴが終わって次のライヴまではあと2週間あるので、今がその…
無くて七癖という。 そう、人は誰しもその人なりの癖を持っている。 癖を別の言い方で表現すると、「反射」ということもできると思う。 こういう状況になったら思わずこう反応してしまう、という反射。 理屈では説明できない。 そこに意思は関係ない。 意思…
常々思っていることだが、もっとドラムが上手くなりたいと思う。 その願いは、強くなることもあれば、他の興味に押しやられて弱くなってしまうこともある。 人の気持ちは移ろいやすいもの。 それ自体は仕方のないことで、否定する気はない。 いや、むしろ肯…
お金がなくて個人練習でスタジオに入るのもままならない現状である。 だが、そうとばかりも言ってられないので、ここぞという局面だけスタジオに入ろう。 ということで、今日は久しぶりに個人練習でスタジオに行ってきた。 コロナ自粛期間があって、自分のド…
昨日は、ちょっとした撮影があった。 何の撮影か。 ごく簡単に言ってしまうと動画の撮影である。 自分たちの音源に合わせてドラムを演奏する。 それを撮影してもらう。 初めての経験である。 音源に合わせてドラムを演奏するのはなかなか難しい。 静かめに演…
昨夜は、久しぶりにスタジオに行ってドラムを叩いてきた。 配信ライヴや、これからのライヴに備えて、少しずつ勘を取り戻していかなければならない。 新型コロナウィルスの影響でライヴが中止になったり、緊急事態宣言が出されて外出も制限されるようになっ…
リバウンドの感覚が分かってきた。 つかめてきた。 以前、「叩くから弾ませるへ」と書いた。 「叩く」から「弾ませる」へ - それでも音楽の話をしよう そして、時間を見つけては取り組んできた。 なかなかうまく弾まなかったものが、少しずつ弾むようになっ…
詳しいことは書けないけど、今朝はスタジオに行ってきた。 ここ2ヶ月くらいの間、ドラムはあまり叩いていない。 練習パッドを使ったり、脚をパタパタ動かすだけだったり、自宅で地味な練習っぽいことはしていたけれども、実際のドラムセットを使っての演奏は…
リズムの基礎的な練習として、休符だらけの譜面に取り組んでみる。 これがなかなか難しい。 難しいというより、全然できない。 把握できなし、すぐに見失う。 あまりにもできくて、徐々にイラついてくる。 「くそーっ!また拍を見失ってしまった!」と。 普…
スティックで練習パッドを叩いて練習する。 かつてはそれが正しいと思っていた。 けれど違った。 どうも叩くものではないらしい。 弾ませるものらしい。 練習パッドにスティックを当てて弾ませる。 昨日、グリップの改革に取り組んでいると書いた。 グリップ…
先日、ドラム用の練習パッドを手に入れた。 思いのほか、それは僕に嬉しい気持ちを抱かせた、ということを書いた。 それから数日経って。 まずベットの上に、四つ折りに折りたたんだ掛け布団を乗せる。 その上に練習パッドを置く。 置くと掛け布団に沈み込ん…
外出を控える生活が続いている。 自宅で過ごす日々が続いている。 これはなにも危険を感じるからそうしているという話でもない。 そもそも外に出たって使えるお金なんてないんだから、どのみち家にいるしかない。 別に悲しい話ではない。 ジタバタせずに今は…
もうかなり昔のことになるが、ZOROというドラマーの教則ビデオを持っていた。 そう、まだビデオの時代だ。 ブラックミュージックのドラミングに関するビデオで、憧れをおおいにかきられたし、また刺激を受けたものである。 チャールズ・ライト&ザ・ワッツ・1…
ドラムをプレイする時の身体の使い方に興味がある。 興味を持ち始めてどれくらいの時間が経っただろう。 ドラムと身体。 この二つのキーワードに興味を持ったら、当然の帰結として行き着きそうなところがある。 知っている人とっては、「ドラムと身体」と聴…
音楽を聴きながら、一緒に歌ってみる。 曲に合わせて、マネして歌ってみる。 これがなかなかうまくいかない。 歌うより、叩いちゃった方が早いなと思ってしまう。 はて? なんの話か? そう! ここで歌ってみているのは、ドラムのパート。 これがなかなかう…
ドラムフットワークの基礎的な練習をしている。 自宅で足をパタパタ動かすという、ドラムの練習というよりも、足の動きの鍛錬といった感じだ。 スティックワークでよくやるように、シングル、ダブル、パラディドルとやったりする。 一つ打ち、二つ打ち、一つ…
ドラムのフットワークについて、ずっと考えている。 先日は脱力が難しいなぁ、ということを書いた。 やはり脱力は難しくて、バスドラを叩こうとした瞬間に脚に力が入ってしまっている自分に気づく。 脱力は脱力でまだしばらく意識していかないといけないだろ…
人は変われば変わるものである。 今、多くの人がそのことを実感しているだろうと思う。 この数ヶ月で起こった変化を誰が予想していたであろうか。 変わること。 僕はそれを積極的に受け入れていきたいと思う。 ここでまた、ドラムのこと。 ドラムも長年やっ…
世の中がギスギスして、SNS上では一部、あまりよろしくない言葉が飛び交っていると聞く。 言葉。 どんな言葉を使うのか? これはとても重要なポイントだ。 言葉は対象となる何かを表しているようでいて、結局、発した本人の無意識にある考え方や、ひいては人…
「ながくじょそ〜をとったほーがより とおくにとーべるってきいた〜」 そんな歌があったなぁ、とふと思い出す。 より遠くに飛ぶために、長く助走を取る。 その是非はともかく、今はその助走を取る絶好の機会であることは間違いない。 ライヴもない。 仕事も…