くそーっ!また拍を見失ってしまった!
リズムの基礎的な練習として、休符だらけの譜面に取り組んでみる。
これがなかなか難しい。
難しいというより、全然できない。
把握できなし、すぐに見失う。
あまりにもできくて、徐々にイラついてくる。
「くそーっ!また拍を見失ってしまった!」と。
普段、いかに休符が歌えてないか、という事実を突きつけられてしまった。
うーむ、道は険しい。
それにしても、人はとかく目につく部分に注目してしまいやすい。
しかも、その主張が強ければ強いほど、他の部分が見えなくなってしまう。
けれど、本当は見えない部分にこそ、本質が潜んでいたりする。
問題の核心があったりする。
見えない部分の支えがあってこそ、見える部分が活きてくる。
そう、それは音符と休符のように。
表があって裏がある。
裏があって表がある。
表裏一体。