続“Memphis Train”ープライベーツver、あぁ、ライヴが観たい
2つ前の記事で、“Memphis Train”という曲について書いた。“Memphis Train”ー電車ってかっこいい - それでも音楽の話をしよう
その時に紹介したのはバディ・マイルスのヴァージョンであり、オリジナルであるルーファス・トーマスのヴァージョン共々、本当にかっこいい曲だと思う。
今日は、それらとはまた違った魅力を持つ、同曲の別ヴァージョンを紹介したい。
それは、日本が誇るロックンロール・バンド、プライベーツによるヴァージョンである。
コロナ禍の影響で、今現在ライヴハウスは営業ができない。(しっかりした補償を願う)
もちろん、僕らがライヴを観ることもできない。
それで、最後にライヴを観たのはいつだったかをたどっていくと、僕の場合は新宿レッドクロスで観たプライベーツのワンマンライヴであった。ハマって、感化されつつ - それでも音楽の話をしよう
あの時、延原さんがMCで、〈「ライヴハウスは危険なところじゃないんです」って言う人がいるけど、そんなことないから。ライヴハウスは危険ですから。ほんと、うつっても知らないよー。〉みたいなことを言っていたのが印象に残る。
皮肉まじりのようでもあり、ダブルミーニングのようでもあり、とにかく的を得ていて、ウィットに富んでいて、良いなぁと思った。
それはともかく、そのプライベーツによる“Memphis Train”、これがまためちゃくちゃかっこいい!
元のファンキーなヴァージョンとはまた違ったノリではある。
けれど、あのギターサウンド。
そして、あのグルーヴ。
完全にプライベーツのものになっている。
下手すると、元の曲と、同じ曲だということに気がつかない人が出てくるのではないか?
そう思えてしまうほど独自の世界を築いている。
あぁ、ライヴが観たい。