それでも音楽の話をしよう

音楽の話題を中心に、アイデア、ひらめき、日常を書き記していきます

「エラー」こそライヴの醍醐味!

ビートルズの『アンソロジー』を聴いている。

以前何回か聴いただけで、あとは数年、ほぼ放置になっていた。

だから、今改めて聴くとやはり多くの発見がある。

こんな曲があったのかとか、こんなアレンジだったのかとか。

 

特に、聴きなれた曲の別ヴァージョンが面白い。

ライヴ・ヴァージョンもあれば、ボツテイクもある。

いずれにしても新鮮に響く。

ただ、よくよく聴いてみると、ちゃんと弾けてないところがあったり、リズムがおかしかったりする。

まぁ、ボツのテイクなのだから、さもありなんではある。

あとは、「Can't Buy Me Love」など、公式発表のヴァージョンには入っていないコーラスワークに興味をひかれたりもした。

まぁ、採用されなかったのだから、きっと気に入らなかったのだろうが。

 

ボツになったヴァージョンは、正式なヴァージョンからすれば、ある種の「エラー」と言っていい。

演奏にミスがあるのは、間違いなく「エラー」である。

でも、音楽は、この「エラー」が面白いこともある。

聴きなれた曲にある「エラー」。

これがあるから、ライヴが面白いのだとも言える。

これがあるから、同じ曲を何度聴いても飽きないのだ。

そう、「エラー」こそライヴの醍醐味なのだ!

 

・・・

 

いや、そりゃあ、「エラー」ばかりでは聴くに耐えないですがね、君。