「エラー」こそライヴの醍醐味!
以前何回か聴いただけで、あとは数年、ほぼ放置になっていた。
だから、今改めて聴くとやはり多くの発見がある。
こんな曲があったのかとか、こんなアレンジだったのかとか。
特に、聴きなれた曲の別ヴァージョンが面白い。
ライヴ・ヴァージョンもあれば、ボツテイクもある。
いずれにしても新鮮に響く。
ただ、よくよく聴いてみると、ちゃんと弾けてないところがあったり、リズムがおかしかったりする。
まぁ、ボツのテイクなのだから、さもありなんではある。
あとは、「Can't Buy Me Love」など、公式発表のヴァージョンには入っていないコーラスワークに興味をひかれたりもした。
まぁ、採用されなかったのだから、きっと気に入らなかったのだろうが。
ボツになったヴァージョンは、正式なヴァージョンからすれば、ある種の「エラー」と言っていい。
演奏にミスがあるのは、間違いなく「エラー」である。
でも、音楽は、この「エラー」が面白いこともある。
聴きなれた曲にある「エラー」。
これがあるから、ライヴが面白いのだとも言える。
これがあるから、同じ曲を何度聴いても飽きないのだ。
そう、「エラー」こそライヴの醍醐味なのだ!
・・・
いや、そりゃあ、「エラー」ばかりでは聴くに耐えないですがね、君。