それでも音楽の話をしよう

音楽の話題を中心に、アイデア、ひらめき、日常を書き記していきます

両脚を使った方がいろいろできるんだぜー

基礎練習が習慣付いてから、練習方法そのものについての興味が尽きなくなってきた。

どんな練習をしたら効果的か?

それを考えたり調べたりするのもなんだか楽しい。

気をつけなければいけないのは、情報を得ただけで満足してしまわないようにすること。

「すごい!こんな良い方法があったか!」と知ると喜びの気持ちでいっぱいになる。

けれど、実践しなければ意味がない。

それでは参考書を買っただけで勉強した気になってしまうのと同じである。

という戒めと共に、練習について考える日々である。

 

先日、初めてツインペダルというものを使ってみた。

ドラムを演奏する時は通常、バスドラムはペダルを使って右脚で叩くものだけれど、ツインペダルを使うと左右両脚で叩くことができる。

片手より両手を使った方がいろいろとできるのと同じように、「両脚を使った方がいろいろできるんだぜー!」という原理である。

ツインペダルは自分のものを持っていないので、スタジオで借りてみた。

そうしたら、、、

いろいろできるどころか、なんにもできなくなってしまった。

左脚が思うように動かないからである。

左脚で叩くと音がちゃんとでない。

弱々しい音がたまに出るだけである。

そして多少なりとも音が出るようになったところで、今度はリズムがどうにも安定しない。

ぎこちないリズムがカクカクガタンと生まれるのみである。

うーむ。

なんとも情けない。

 

ドラムの演奏にかぎらず、身体運動にとって左右のバランスは動きの質を向上させる鍵である。

全然できなかったけれど、ツインペダルを使った練習はまたやってみよう。

ちなみに、実践でツインペダルを使う予定はない。

つもりもない。

フットワーク強化のみが目的である。

今のところ。