それでも音楽の話をしよう

音楽の話題を中心に、アイデア、ひらめき、日常を書き記していきます

ドラムが上手くなりたい。解決策はまだない。

常々思っていることだが、もっとドラムが上手くなりたいと思う。

その願いは、強くなることもあれば、他の興味に押しやられて弱くなってしまうこともある。

人の気持ちは移ろいやすいもの。

それ自体は仕方のないことで、否定する気はない。

いや、むしろ肯定的に捉えてさえいる。

それはともかく。

今はドラムが上手くなりたい気持ちが強い時期のようだ。

 

上手くなるためにはどうしたらいいのか?

これが、なかなか難しい質問だ。

簡単に分かるようなら、その人はきっと天才的なプレイヤーになることだろう。

これが分からないから、僕らはあれこれ試行錯誤を繰り返す。

 

よくある対策を挙げてみよう。

①とにかく練習しよう

これはまず第一に思い浮かぶ考えかもしれない。

もちろん練習は必要なことだ。

というか練習なしに上達することはまずあり得ない(これは「練習」という語の定義にもよるが)。

ここで大事なのは「どんな練習をするのか?」ということ。

思考停止になってはいけない。

 

②好きな曲をコピーしよう

好きな曲を聴いて真似してみる「耳コピー」は、音楽を学ぶ上でとても大事なことで、なおかつ効果的な方法だと思う。

実際に僕もこれまで、たくさんの曲を耳コピしてきた。

好きな曲が演奏できるようになると、音源に合わせて、あるいはバンドと合わせてドラムを叩いているだけで、ただただ楽しくなる。

その喜びは何ものにも代えがたい。

もちろん、初めのうちはそれで何の問題もない。

だが、もっと上手くと求めるようになると、工夫が必要になってくる。

「どんな曲を耳コピするのか?」

そして深く掘り下げていくためには、

「曲をどのように聴くのか?」も大事かと思われる。

音楽を聴くことそのものが練習なのだ。

 

③基礎練習をしよう

メトロノームを使って練習をする。

ルーディメントなど、スティックコントロールを身につけることに特化した練習をする。

手足のコンビネーションを強化する練習をする。

どれも大事で有効な練習だ。

ただ、ここで注意しなければいけないのは、練習のための練習に陥らないようにすること。

基礎練習は、練習すること自体が目的化しやすい。

僕は何度もその状況に陥ってきたから、それが痛いほどよく分かる。

練習した気になって、上達には何の役にも立っていないことも起こりうる。

「なぜこの練習をしているのか?」

実際のプレイにどう結びつけるのかを常に念頭に置いておくことが、練習の自己目的化を防ぐ鍵になると思われる。

 

ドラムが上手くなりたい。

そのためにはどうしたらいいのか?

そう考えて自分の中で整理していたら、こういうブログの記事になった。

無計画に書き始めた結果がこれで、それ以上でもそれ以下でもない。

そして、解決策はまだない。