それでも音楽の話をしよう

音楽の話題を中心に、アイデア、ひらめき、日常を書き記していきます

フィードバックを得るために

楽器上達のために必要なことはいろいろあると思うが、しっかりしたフィードバックを得ることもそのうちの一つであろう。

演奏をしたらしっぱなしでは、ただ同じことの繰り返しになるばかり。

それでも「慣れ」で少しは良くなることもあるにはあるが、無意味な反復練習では根本的な上達は見込めない。

だが、そうとは思っていてもなかなか自分1人でフィードバックを得るのは難しい。

自分で自分の問題点にはリアルタイムでは気づきにくいし、録音などしておいて後から確認するのは有効な手段ではあるけれど、時間がなかったりするとそれも省略しがちだ。

特に、普段の、日常的な練習では。

ライヴならともかく。

短い時間しかない中でまどろっこしいことをするくらいなら、ともかく何かしらプレイしてみた方が練習した気にはなるし。

 

僕がドラムを始めた頃、鏡に向かって練習をするといい、と言われたものだ。

自分のフォームを客観的に見てフィードバックを得るためだろう。

あの頃は、視覚的に自分のプレイを確認するにはそれしか方法がなかった。

少なくとも、簡単にできる手段としては。

それが今では、スマートフォンさえあれば簡単に動画が撮れる。

これを使わない手はない。

 

最近、動画を撮ることが増えている。

フィードバックを得るために。

びっくりするくらい多くの発見がある。

なぜ今までこれを使わなかったのだ、と後悔しているところ。