自粛生活の賜物
最近、朝寝坊が続いている。
いや、朝寝坊とさえ言えないのかもしれない。
起きたら、ほぼ昼と言っていいような時間になってしまっているのだから。
起きたらまず第一に音楽を聴く。
昨日はリトル・リチャード、今日はビル・ヘイリーと彼のコメッツ。
そう、「彼のコメッツ」。
昔とあるCDで目にしたこの言い方が好きだ。
「ロック・アラウンド・ザ・クロック」が有名である。
映画『暴力教室』のテーマ曲であり、ロックンロールが爆発した記念碑的作品でもあろう。
それにしても、すごいタイトルである。
暴力教室だなんて。
今の時代だったら「けしからん」ということになってしまうのだろうか。
それから、ドラムの基礎的な練習をするのが今の日課だ。
スティック・コントロールにフットワーク。
自宅での練習なので、うるさくならないように静かに、手短に済ませる。
それでも基礎的な練習の習慣が身についたのは、コロナ禍における自粛生活の賜物である。
おかげでドラムという楽器がより楽しくなったし、探究心が高まった。
不幸中の幸い。
棚からぼた餅。
状況を適切に表現した言葉かどうかは分からないが、少なくとも不適切な発言ではなかろう。
というわけで、今日もドラムの基礎練習に励もう。
フラムを叩きながら肘や肩の動きを確認することが、マイブームである。