次ライヴができるのはいつ?
次ライヴができるのはいつのことになるんだろうか?
ふと考えてみる。
時期尚早なのは分かっている。
その時の風景を想像してみるだけだ。
けれど、うまくイメージがわかない。
ライヴハウスの中では、皆マスクを着用しているのだろうか?
演者も含めて。
ライヴハウスに入る時には、皆検温をするのだろうか?
非接触型の体温計で。
ライヴハウスに入れる人数も、厳しく制限されるのだろうか?
人との距離を十分取れるようにするために。
それで果たしてライヴは楽いのだろうか?
どうもイメージがわかない。
フェスティバルやコンサートなど人が多く集まるイベントが開催できるようになるのは、現実的に考えて早くても2021年秋以降ではないか、と予想する記事をちらほら見かけるようになった。
これは突拍子もない意見だ、と僕は思わない。
むしろ現実的な意見だと感じる。
この事態になって感染症に関する本をいくつか読んでみた。
押谷仁、瀬名秀明著『パンデミックとたたかう』、山本太郎著『新型インフルエンザ』(共に岩波新書)など、10年以上前に出されたこれらの著書を読んでみると、「まさしく今現在のことを言っている!」と思える内容だらけだった。
勉強不足だった。
そしてやはり、感染症対策で集会を禁止するのは基本中の基本なのだ、ということが分かった。
けれど今現在は誰が感染していて誰が感染していないのか、それが全く分からない状況である。
まずは現状把握から。
その先に、出口に向けての戦略が見えてくるのだろう。
そして実行して、効果が現れる。
まだまだ先の長い話だなぁ、と改めて思う。