何の変哲も無く、いつも通りに!
最近どういう訳か、ライヴ当日に、予定より早めに目覚めてしまうことが多い。
今朝もそうだった。
あまり意識はしていないけれど、やはりどこかで気持ちが高ぶっているということだろうか?
まぁ、折角なのでそのまま起床して、本を読むことに多めの時間を当てる。
作家と進化生物学者との対談から、言葉の起源を探る本。
鳥は歌う。
求愛のために歌う。
そしてたまに、求愛のためではなく、歌うためだけに歌う鳥が、歌うことが手段ではなく目的化してしまった鳥も現れてくる。
人間も歌う。
そして、話す、書く、聞く、読む、言葉を操る。
言葉を使ってコミュニケーションをする。
けれど、やはり歌う。
何かの手段にはならなかったとしても、歌う。
歌いたいから歌う。
歌と言葉の関係とは?
松岡正剛著『知の編集工学』。
いろいろな物事に編集という視点を入れる。
編集にもいろいろな側面があって一筋縄ではいかないけれど、あらゆるものごとを編集という視点から捉え直すことは、実にパワフルで有効なことだと思われる。
編集工学の文脈に乗ると、「作詞作曲」なども編集ということになる。
律動的編集。
池澤夏樹著『花を運ぶ妹』。
バリで、麻薬保持容疑で捕まってしまった兄と、兄を助け出そうとする妹の物語。
しかも、なぜか極刑の可能性があり、その地の司法制度には他から手出しができない。
先が気になって早く続きが読みたい。
多田将著『すごい宇宙講義』。
宇宙の話は難しくてなかなか理解できないけれど、それでも興味深い。
その分からなさを含めて、面白いのだと思う。
うむ。
話がどこに行ってしまったのか分からなくなった(笑)
今日早起きして、読んだ本の話。
そして、今日はこれからライヴがあるという話。
つまり、あれだ。
大事なライヴの日だからと言っても、いつも通りの、何の変哲も無い時間を過ごしたという話だ。
やっぱりね、平常心って大事。
と、無理矢理結論めいたことを書いたところで、そろそろライヴハウスに向かう準備をしなければ。
急げ!