脱力は難しい
今日もまた雨が降っている。
そして、寒い。
4月は、春というイメージからか暖かい気がしてしまうけれど、意外と寒い日が多い。
意外と。
昨日は、脱力について考えていた。
ドラムを叩く時、脱力が大事だと言う。
いや、ドラムに限らず、身体運動に関係することなら必ずと言っていいほど脱力の重要性が説かれるものである。
その脱力について。
脱力は思ったよりも難しい。
なにが難しいって、まず脱力ができていないことに自分で気付くことが難しい。
自分では脱力できているつもりだったのに、実は余計なところに力が入ってしまっていたりする。
そこになかなか気付けない。
昨日は、バスドラムのフットワーク改善について考えていたら、「あれっ、股関節まわりに結構力が入っているんだなぁ」ということに気付いた。
りきんでいるつもりはなかったのに。
力が入ってしまうのは無意識の行為である。
だからこそ、脱力できていないことに気付くのが難しい。
ここの力を抜かないと改善は望めないだろう。
そうして、気付きを得て、「では脱力しよう」と思っても、これもまた簡単にできることではない。
身体に染みついてしまった癖だろう。
バスドラムを踏むことを考えると、また力が入ってしまっている。
自分でも気付かぬ間に。
うーむ。
先は長いぞ。
一歩ずつ、コツコツと進むしかない。
では、今日もココロに音楽を。