それでも音楽の話をしよう

音楽の話題を中心に、アイデア、ひらめき、日常を書き記していきます

この人たちは今どうしているのだろうか?

「この人たちは今どうしているのだろうか?」

ふと、そんなことを思う。

 

最近、マージービートと言われる音楽をよく聴いている。

1963年前後の、リヴァプールの音楽だ。

その一環で『This is mersey beat』というオムニバス・アルバムを聴いた。

いろいろなバンドが数曲ずつ収録されているような構成で、その中には当然、気に入った曲といまいちピンとこない曲がある。

そして聴きすすめていくと、好きなバンドとあまり好きではないバンドがあるのだということが分かってくる。

特に好きだと思ったのがファロンズ・フラミンゴス(Faron's Flamingos)というバンドだ。

ただ、残っている音源も少なくて情報がない。

まさかとは思いつつもダメ元でYouTubeを検索してみると、、、

あった!

本人たちの動く映像が!

これはすごい。

1963年(とキャプションにはあった)のキャバーンクラブでの映像で、曲はコントゥアーズのカバー、「Do you love me」。

フロアも盛り上がっている。

 

ところで、このフロアで踊っている若者たちも、今となっては80歳くらいになっているのだろうか。

もしご存命ということであれば。

そして彼ら彼女らは、今もリヴァプールに住んでいるのだろうか?

新型コロナウイルスに感染などしていないだろうか。

はっきり言って大きなお世話であるが、そのようなことを考えている自分がいた。

カッコいい音楽に身を任せながら。

 

60年前の映像を見ながら、遠いリヴァプールの地の、今と昔に想いを馳せる。

なんだか不思議な気分である。