全75曲、3時間10分(サーチャーズ)
昨日から今日にかけて、サーチャーズをまとめて聴いた。
なんと全75曲、時間にして3時間10分という編集版だ。
全曲を最後まで聴いているわけではないにしろ、一応全曲に耳を通した。
なにせこの分量だ。
今のように時間があるときでないとそうそうできることではない。
ちなみにサーチャーズは、ビートルズとまさに同時代同地域から出てきた、リヴァプール出身のバンド。
今まで入れ込んで聴いたことはなかったけれど、これだけまとめて聴けば、おぼろげながらもバンドの全体像が浮かんでくる。
まず感じるのは、ビートルズとの同時代性。
そして、同時代のものを聴き比べるからこそ際立つ、そこにある差異。
聴きすすめていくと、アレンジやコーラスワークにビートルズの影響を感じるものがあったりもする。
アコースティックギターの感じからか、バーズみたいだなぁと思ったりもした。
ただし、楽曲の制作年まで調べて比較しているわけではないので、正確な情報ではない。
所感を述べただけである。
悪しからず。
ついでに言うと、編集版の最後では、「サーチャーズどこ行っちゃったのー?」と思える曲まであった(笑)。
いつの世もバンドは生き残りをかけて試行錯誤するものである。
ちなみに、この編集版のタイトルは『The Definitive Pye Collection』というもの。
パイレコードというのはイギリスのレコードレーベルで、代表的なところだとキンクスあたりが有名か。
そして、今ウィキペディアで調べたら、サーチャーズがパイに在籍したのは、1963年から1967年くらいまでのようだ。
なるほど。
一応、参考までに。