何か対策をせねば
いつ頃だったろうか?
東京五輪の開会式が近づきつつあったある日。
このままいけば東京のコロナの感染状況はヤバいことになる。
Twitterで見かけた、統計による分析の、その先端性に魅了されるとともに、このまま五輪が開催されれば感染爆発と医療崩壊は間違いだろうと確信した。
それから、Twitter上での、コロナ関連情報のチェックが日課となった。
日に日に悪化する感染状況。
それにつれ益々魅了されていく、統計による分析情報。
そして8月に入り、遂に統計が崩壊。
統計分析が意味をなさなくなったという。
そのようにしてだんだん、Twitterを始めSNS全般に費やす時間が増えていった。
スマートフォンのスクリーン画面を見る時間が増えていった。
これは完全にコントロールを失っている。
しばらく前からそう思うようになった。
「これは何か対策をせねば」
そう考えて、しばらくはTwitterを始めSNSを開かないことにした。
まずは手始めに、スマートフォンからSNSのアプリを消去してみた。
それからもうすぐ二日が経過しようとしている。
2日経って実感するのは、音楽を聴く時間と本を読む時間が増えたこと。
悪くない。
情報は確かに大事だ。
けれどこうして、もうしばらく様子をみてみようと思う。