欲しい!ライドシンバル!③
ヤフオクで購入したライドシンバル(欲しい!ライドシンバル!② - 音楽ができるまで 〜あるドラマーの記録〜)が届いた。
数日前のことである。
期待と不安を胸に、早速開封してみる。
「軽い!」
それが、手にした時の第一印象。
そして、まじまじと見る。
観察する。
ピカピカではない、枯れた感じの印象。
シンバルの真ん中を、手のひらを支えにして持ち上げて、軽く手で叩いてみる。
広がりのある響き。
そんな諸々から好感触を得る。
「早くスタジオで試したい!」
その機会は、昨夜やってきた。
Mr.ワリコメッツ、久しぶりのスタジオ。
蒲郡バズハウスでライヴをやって以来の、皆での音出しだった。
結論から言ってしまえば、その新しいシンバルは、欲しかったサウンドが得られる、いや、それ以上のものを引き出せると言っても過言ではない、素晴らしいものであった。
楽器屋で試奏した時(欲しい!ライドシンバル! - 音楽ができるまで 〜あるドラマーの記録〜)に買わなくて良かった。
いい買い物をしたなぁ。
それにしても、「良い音」で演奏することはこれほどまでに大事なことなんだな、と改めて思い知らされた。
新しいシンバルの好影響か、ドラムが良い音で鳴る。
そして、ベースが良い音で鳴り、ギター2本も良い音で鳴る。
ハーモニカも良い音で鳴る。
そんな昨夜は、とても気持ちの良いスタジオであった。
そしてまた、新たな楽器を手に入れたい、という感情がふつふつと湧きおこるのであった。