それでも音楽の話をしよう

音楽の話題を中心に、アイデア、ひらめき、日常を書き記していきます

魂の叫びであり、同時にエンターテイメントでもあるーオーティスのDVDから

音楽を聴いていると、鳥肌が立つような瞬間や、涙が出そうになる(実際に出る)瞬間がある。

そんな瞬間こそ、音楽を聴くことの最大の喜びかもしれない。

 

今日は先ほど、オーティス・レディングの映像をDVDで観ていて、そんな瞬間が訪れた。

このDVDはオーティスを扱ったものではあるけれど、それに付随してバックバンドであるブッカー・T&MG'sのみのシーンもあるし、同じショーの一部として出演したサム&デイヴのライヴ映像もある。

オーティスはもちろん最高なのだけど、あまり観ることがないMG'sだけの演奏や、サム&デイヴのショーに、今回は衝撃を受ける。

音源とは違う、MG'sの「グリーン・オニオン」の破壊的な演奏はカッコいいし、若かりし頃のスマートなサム&デイヴのショーは熱かった。

サム&デイヴとMG'sによるライヴは、魂の叫びであり、同時にエンターテイメントでもあり、そして音楽もカッコいい。

観ている間、ずっと鳥肌が立ちっぱなしであった。

こんなショーを作りたい!そう思わずにはいられなかった。

 

やっぱり、音楽って最高だなぁ。

ソウル・ミュージックは最高だなぁ。

7/13京都磔磔、7/15新宿紅布、二本のワンマン

さて。

昨夜にようやく正式発表となりましたが(実は先週の名古屋でのライヴ中に一足早く発表しましたが・・・)、Mr.ワリコメッツは7月15日の日曜日(祝前日)、新宿紅布でのワンマンライヴが決定致しました!

7月13日金曜日の京都磔磔ワンマンと合わせて、今年の夏はダブルワンマン。

Mr.ワリコメッツにとって大いなる挑戦です。

 

新宿紅布でのワンマンの話は、実は昨年12月10日の時点で既に出ていました。

そう、前回のワンマンの日です。

そこからいろいろ検討や調整を重ね、ようやく7月15日に決定した次第。

僕らが願い、理想的な形で組むことができた二本のワンマン。

皆さんはそれをどう思うことでしょうか?

僕らは本気です。

絶対に楽しい時間を過ごしてもらおうと思っています。

さぁ、この夏、Mr.ワリコメッツと一緒に冒険の旅に出よう!

きっと素晴らしい思い出を作れるはず!

僕は今、そう思っています。

1人でも多くの方々にお付き合いいただけたら、嬉しい限りです。

 

二本のワンマンに向けて、これからの時間の過ごし方がとても重要になります。

無駄なライヴなんて一本もないし、すべてのライヴが緊張感に溢れるものになるでしょう。

要注目です!!

ものは考えよう?

ライヴ当日の朝。

今日は会場の入り時間がかなり遅めなので、あれもやっておこう、これもやっておこう、と意気込む。

もちろん、今夜のための話ではない。

もっと先のことのためだったり、あるいは目的とかは関係なくただ好きでやりたいことだったり。

聴きたい音楽が山ほどあるし、読みたい本も次から次へと出てくる。

 

今読んでいて非常に面白いと感じている本に、佐藤優著『国家の罠』(新潮文庫)がある。

外交官として対ロシア交渉の最前線にいた著者が、「国策捜査」で逮捕されてしまうまでの真相を、舞台の裏側から描いた力作だ。

基礎知識に乏しい僕には難しい話も多いけれど、文章が面白いのか、話にグイグイ引き込まれていく。

早く先を読みたくなってしまう。

と話を進めてはみたものの、ライヴ当日に読む本としては、およそ相応しいとは言えないな、これは(汗)

 

そんな感じで、たっぷりあるはずの時間にいろいろやっておこうと意気込んではみたものの。

なかなか思うようにははかどらず、今の時間に至る。

こういう時、人はなんで欲張っていろいろ詰め込もうとしてしまうのだろうか。

そして結局思うようにいかず、不全感に襲われてしまうという。

 

まぁ、いいや。

やり残したことはひとまず忘れよう。

今夜はライヴ。

そろそろ出発の時間だ。

この、腹のなかにたまった鬱憤は、今夜のライヴで爆発させれば良い!

そう考えると、ライヴに活かすために、今日半日かけて鬱憤をため込んできたみたいな気がしてきた。

ものは考えようだなぁ(笑)

 

お知らせ〜熱い夏に向けて〜

7/13(金)に決まっている京都磔磔ワンマンを含め、今年の夏のMr.ワリコメッツはとても熱いことになりそうです。

雪が降るという予報が出ている、こんな寒い日に夏のことなど想像しにくいかもしれませんが、僕の心は今年の夏のことに想いを馳せると居ても立っても居られず、期待と不安が入り混じった“興奮のるつぼ”と化してしまいます。

詳細はまたいずれ、正式発表となるでしょう。

とにかく、そのような感じで、僕は今、音楽に対するモチベーションが非常に高い!

もちろん、バンドのモチベーションも高い!

だから是非、今のMr.ワリコメッツのライヴを観てほしいと思っています。

という訳で、ここにMr.ワリコメッツの2月のライヴスケジュールを載せておきます。

是非遊びに来てほしい!

そして、ご来場の皆さまに「楽しく充実した時間を過ごしてもらう」ということが僕の何よりの願いです。

それでは皆さま、今月もまた、良き音楽ライフを!

 

◆◆2/2(金) 新宿紅布◆◆

【TOP GEAR SHOW!!】

片山ブレイカーズ&ザ★ロケンローパーティ / THE TOKYO / Mr.ワリコメッツ

OPEN / START 19:00 / 19:30
前売¥2,500 当日¥3,000


◆◆2/9(金) 代々木Zher the ZOO◆◆

【”HONEY MAKER提供~俺たちロックンロールバンドマン~vol.1″】
HONEY MAKER / 忘れてモーテルズ / Mr.ワリコメッツ / ガラクタロボット

OPEN / START 18:30 / 19:00
前売¥2,800 当日¥3,300


◆◆2/14(水) 京都磔磔◆◆

Mr.ワリコメッツ/ガラクタロボット/50/50’s

OPEN/START 17:30 / 18:30
前売¥2,400 当日¥2,800


◆◆2/15(木) 大阪・難波メレ◆◆

Mr.ワリコメッツ/ Bowts /Oo-ee’s/ & More!

OPEN/START 未定
前売¥1,800 当日¥2,300


◆◆2/24(土) 吉祥寺ブラック&ブルー◆◆

B&B Power Push】

Ei(Red Ball Bullet) / Liquid Boy / CALICO / THE ELEKING / Mr.ワリコメッツ

OPEN / START 18:00 / 18:30
前売 ¥2000 当日 ¥2000

 

ご予約はこちら→http://mrwaricomets.info/schedule#reserve

 

 

アルバムをリストアップして、インプロに憧れちゃう

Mr.ワリコメッツのライヴが二日後に迫ってきた。

今日は午前中からスタジオに行って個人練習。

とは言っても、例によってライヴの練習はしないけど。

いろんな曲に合わせてドラムをプレイ、これが良いインスピレーションの元になる。

そしてなんだか、今日はドラムが上手くなっている実感を持てて、嬉しい気持ちになる。

まぁ、こればっかりは調子の良し悪しがある。

上手くなっていると感じる日もあれば、下手になっていると感じる日もある。

「三歩進んで二歩下がる」ではないけれど、そうやって少しづつ進んでいくことが大事だろう。

そして、もっと上手くなれると自分自身を信じること。

 

話は変わって。

聴きたいアルバムがどんどん溜まってきてて、消化できなくなっている。

音楽の積ん読状態。

これじゃダメだと思い、今週中に聴こうというアルバムをリストアップしてみた。

ノルマみたいになって義務感が強くなってしまうと嫌だけど、ひとまず試してみることにした。

そして今日は早速、オールマン・ブラザーズ・バンドの『フィルモア・イースト・ライヴ』(デラックス・エディション)を。

ロック寄りのブルース。

いや、ブルースよりのロックと言った方がいいか。

どちらにしろ、バンドの完成度は高い。

こういったライヴ盤は、バンドをやるものにとっていい勉強になる。

あらかじめ曲の長さを決めないで、その場でインプロビゼーションしていく要素が強いと思われるが、僕にはなかなかこういったことができない。

セッション的な感じで面白いライヴを作っていくことが。

グレイトフルデッドもそうだけど、こうしたインプロビゼーションが多くあると、それこそ同じライヴは二度とできない。

ハプニングも含め、毎回違うライヴが楽しめる。

それがいい。

そこがいい。

バンドによってスタイルも違うし、バンドの強みや魅力も違うので一概には言えないけど、やっぱり憧れちゃうなぁ。

 

和音を鳴らす!オイラはドラマー・・・

僕はドラマーである。

ドラマーとは、ドラムという楽器を演奏する人。

当たり前か。

そんなもんだから、普段、メロディーを奏でたり和音を鳴らしたりすることはない。

 

ちょっと前から、作曲を試みようとしている。

けれど、なかなか時間が取れなくて、遅々として進まない。

いや、それは意欲の問題か。

ともかく、小さなことでもいいから何かしらには手をつけようと思って、家にある小さな鍵盤を取り出しては、コードを鳴らしてみたりしている。

まずはCというコードを押さえてみる。

うん、安心、安定のクオリティー。

次にFを押さえる。

やや、不安定になる。

そして、G。

さらに不安感、緊張感が高まる。

最後にCに戻って、あー、安心、と。

まぁ、これは例え話だけど、トニック、サブドミナントドミナントとか、代理コードとか、いろいろあったなぁということを、鍵盤を押さえながら、作曲に関する初歩的な本を見ながら思い出す。

 

コード進行。

音楽理論の話はともかく、自分の意思でコード進行を、和音の流れを作り出していることに小さな感動を覚える。

それも和音の一部になるのではなく、和音全体を操作しているのだから。

ハーモニーって、気持ち良い。

うむ、まるで初学者丸出しである。

でも仕方ない。

オイラはドラマー。

普段自分で和音を鳴らすことなんてないのだから。

でも、それだけで新鮮な発見があるのだから、逆に得しているのかも。

いや、どうだか。。。

サム・クックで踊る?夜のストレンジャーズのライヴに行ってきた

昨夜は、ふらーっと高円寺ショーボートに遊びに行ってきた。

夜のストレンジャーズのライヴを観に。

 

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他の対バンは全然知らなかったのだけど、ライヴハウスに行ってみたら意外な知り合いに結構会った。

久しぶりに再会したサックス奏者、やはり久しぶりに再会のDJ、去年騒音寺のライヴの時に一緒に楽しく飲んだお客さん。

やはりライヴハウスに足を運ぶことは大切なことだ。

良いライヴを体験するという意味でも、人と会うという意味でも。

 

昨日は、なんだか楽しかったからだろうか、ビールが進む。

いかにもマイクを通してます!という音だった夜のストレンジャーズのライヴも、それが逆に新鮮で、ほろ酔い気分も手伝って大いに盛り上がり、踊らせてもらった。

三浦さんの声も、なんだか三浦さんの声じゃないみたく聴こえて、面白かった(笑)

 

全バンドのライヴ終了後は、DJタイムで盛り上がる。

酔って、踊って、歌って、話して。

酔いで記憶が曖昧だけど、夜のストレンジャーズのドラム、テツオさんは、DJの曲に合わせてエアーベースを弾いて、僕らを大いに笑わせてくれた。

ヴォーカル、ギターの三浦さんとは、やはりDJの音楽に合わせて、サム・クックのナンバーを一緒に熱唱した。

歌の掛け合いまでした。

今思い返すとでしゃばってしまったような気がして恥ずかしいばかりだけど、貴重な体験として心にしまっておこう。

三浦さんと、「サム・クックで踊」って、歌うことができるなんて。

ちなみに、ベースのキリさんとは、、、

あまり絡んでないような気がする。

まぁ、金曜日にワリコメッツで一緒に名古屋まで行って、そのまま帰路について土曜日の未明にこっちに到着、始発待ちで2人で飲んで、そして日曜日にまた会ってるのだから、お互いにもういいだろう(笑)

というところで。

 

とにかく。

昨夜は久しぶりにDJタイムの楽しさを味わえたのが大事なところ。

最近はDJイベントに行かなくなってしまって、その楽しさを忘れていた。

ライヴを観て楽しむのもいいけど、DJのかける音楽に身を任せて、気楽に、そして気分のおもむくままに自由に楽しむのも良いもんだ。

音楽とアルコールを媒介にして人が集まって、一種のトランス状態に入っていく。

そこに音楽の原風景を見る。

太古の昔から、宗教や祭りの中で人類が嗜んできた営み。

自分たちのライヴやイベントでも、そんな体験をしてもらえたら最高だなぁ、と改めて思い直した次第。