それでも音楽の話をしよう

音楽の話題を中心に、アイデア、ひらめき、日常を書き記していきます

チケットを買い、意味合いが変わる!?

今現在、プレイガイドを通じて買ったライヴチケットが2枚、手元にある。

まぁ、2枚とは言っても一つはLivePocketだから、チケット実物ではなくスマートフォンにバーコードを表示させるタイプのものである。

だから、「枚」という単位が適切かどうかは分からない。

ポイントはライヴよりも数週間前に、しかもプレイガイドを通じて買ったということだ。

 

最近ライヴに遊びに行くと言えば、その日出演するバンドのメンバーなり、バンド関係者なり、あるいはその時のライヴハウスなりに連絡をして、予約することがほとんどである。

それも、前日とかのギリギリのタイミングで予約することも多い。

それが今回は、事前にチケットを購入した。

 

なぜチケットを購入したか?

一つは、どうしても今回観に行きたいと思ったから。

もう一つは、直前ではソールドアウトしている可能性もあるのではないかと思ったから。

その二つの理由が重なって、今回は珍しくチケットの購入に至ったわけである。

 

そもそも、あるライヴを観に行きたいと思うのはどうしてか?

あるバンドが好きで、ライブは出来る限り見逃したくない。

音源では知っていて好きだけど、一度、生のライヴも観てみたい。

この組み合わせのイベントっだら、どうしても観たい。

ライヴ会場で友人・知人に会うのが楽しい。

いろいろな理由があるだろうが、そこには必ず、自分なりの意義があるように思う。

イベント主催者やバンドの意向とは関係ないところで、その時点での自分なりの意味を、そのライヴに見出す。

だからこそ、お金と時間をかけてでもライヴを観に行こうとする。

 

事前にチケットを購入した今、その日のイベントの、そしてライヴの、僕にとっての意味に変化が生じたように感じている。

そのライヴに対してあらかじめ持っていた僕なりの意義が、いつどのようにチケットを購入するかで変化したことに驚きを覚えている。

意外な発見。

そう考えると、ライヴの情報を知り、チケットを購入する段階から、ライヴは始まっているとも言える。

自分たちがライヴをするときにも、考えさせられるテーマ。

繋がりが繋がりを生む

初対面の人に会う。

話していると、この人と繋がっていたのか、あの人とも繋がっていたのか、と判明することがある。

人と人との縁。

繋がりが繋がりを生むという連鎖。

あるいはどこにも繋がっていないと思われた縁が、思わぬところで結びついてくることもある。

開放的に広がる線と、点と点が結びついて一つの輪、循環を生み出す線と。

 

昨日は、Mr.ワリコメッツのライヴをしに名古屋まで行く。

繋がりが繋がりを生むという予感を強く感じる夜だった。

名古屋、京都、大阪、東京。

あるいは他の地もあるかもしれない。

全てが関連しあって繋がっていく。

昇華していく。

そして、その繋がりの第一歩目には必ず出会いがあり、そのためには現場に行くことが一番。

身体性を伴う場としての、現場。

現場に行ってこそ、繋がりが生まれる。

現場があってこそ、繋がりが繋がりを生む。

名古屋は熱い!その一端を!

前回名古屋に行ったのは、昨年の11/19(日)。

その時に、こんなことを書いた。

 

http://hiroya-drummer.hatenablog.com/entry/2017/11/19/092656

 

これを書いている時には考えてもいなかった、こんなに早くまた名古屋に行けることを。

今池ハックフィンでライヴが出来ることを。

それを可能にしたモノ。

それは人との出会い。

バンドはライヴを楽しみにしてくれる人、応援してくれる人、支えてくれる人がいて初めて成り立つんだという、当たり前のことに気付かされる。

 

名古屋のロックンロールシーンは、どうやら熱いらしい。

僕らが知らなかっただけで。

東京でMr.ワリコメッツを応援してくれている仲間から聞いた話によると、たとえば新宿レッドクロスのフロアで名古屋から来た人たちと会うことがあるらしいのだけど、彼らはとにかく熱いということだ。

名古屋の「ロックンロール」は熱い!

その一端は前回のハックフィンの時にも覗くことができた。

今回はその一端を、もう少しだけ多く見ることができたら嬉しい。

ほんの少しだけでいいから。

 

そのためにも、僕らの熱い「ロックンロール」をぶちかしてやるんだ!

 

 

1/26(金) 今池HUCK FINN

 

【there is only ROCK’n’ROLL】

 

Mr.ワリコメッツ
The Arcades
MaRS VIOLET LOVE

開場 / 開演 19:00 / 19:30
前売 / 当日 ¥2000 / ¥2500 (DRINK別)

積ん読本から、憧れまで

積ん読状態になっている本を整理していると、同じ本が2冊出てくることがある。

その本を買ったことを忘れて、もう一度買ってしまうのだろう。

それだけ読みたいという気持ちの表れでもあるのかもしれない。

 

さっき、家にある積ん読本を整理していたら、やはり同じ本が2冊出てきた。

「またやっちゃったなー、もったいないなぁ」

そう思いながら、さらに整理していると。

出てきた!

3冊目が。

同じ本を3回も買ってしまうだなんて!

「うんうん、そんだけ読みたい本なんだねー」

なんて納得してる場合じゃない。

むしろ。

「早よ読めやー!」

と言ったところか。

 

途中まで読みかけて、積ん読本の仲間入りをしてしまう本もある。

以前このブログでも触れたけど、『ドラムマガジン』のジャズ特集の号もそんな本のうちの一つになっていた。

それをまた読み始める。

まずはジャズ・ドラムの巨人達。

エルヴィン・ジョーンズフィリー・ジョー・ジョーンズロイ・ヘインズジョー・モレロ、トニー・ウィリアムス

ジャズのことはよく知らないのだけど、記事を読んでいるだけで興奮してくる。

紹介されている音源を聴きたい、と強く思う。

ここに生まれている感情は、「憧れ」みたいなものか。

「憧れ」に憧れる。

それが強い原動力になることもある。

なぜ曲を覚えるかって?ドラムで遊びたいからさ!

ごくたまに、1人でスタジオに入ってドラムの練習をすることがある。

昨夜は、そんな気分の日。

iPhoneをスピーカーに通して曲を流しながら、ドラムを演奏してみる。

昨日は10曲くらい、そうした遊び感覚での練習をする。

曲によって、できたりできなかったり。

でも、できなくったって良いんだ。

遊びなんだから。

遊びの中にも、いやむしろ、遊びの中にこそ発見があったりするものだ。

 

昨日のブログで「ブルー・マンデー」のことを書いた。

昨夜のスタジオで早速、ジョージィ・フェイムのヴァージョンとファッツ・ドミノのヴァージョンを叩き比べてみる。

原曲のファッツ・ドミノの方がやはりおおらかな感じで、ジョージィ・フェイムの方は思ったより攻撃的だ。

Bメロでスネアとシンバルを同時に連打するフレーズがあって、ここ好きなのだけど、ジョージィ・フェイムさん!攻める攻める(笑)

ジョージィ・フェイムが叩いているわけではないけどね。

 

もっともっと曲を覚えて、ドラムで遊びたいなぁ。

何度も聴く、別の人のヴァージョンでも聴く

同じ曲を何度も何度も聴くことによって、その曲をより深く聴くことができるようになる。

その曲を別の人がやっているヴァージョンで聴くのも良い。

今気に入っている曲に、ファッツ・ドミノ「Blue Monday」がある。

これは元々ジョージィ・フェイムのヴァージョンに合わせてドラムを練習していた。

三拍子系のリズムをこのテンポで演奏するのがいい練習になっていた。

ジョージィ・フェイムのヴァージョンを何度も聴いてきた後に、久しぶりに原曲であるファッツ・ドミノのヴァージョンを聴いたら、ドラムアレンジはそう大きく違わないのに、そこにあるニュアンスの違いに面白もんだなぁと思った。

同じことの中にある、違い。

その違いの中にこそ、それぞれのプレイヤーの個性が表れる。

それを言葉にするのは至難の技だけど、イメージとして感覚として自分の中に持っておくと心強い。

いざ演奏の場面で、ふとした瞬間に活かせることもあるからだ。

こういった聴き方も、音楽の楽しさのうちの一つだろう。

曲をたくさん覚える、新鮮さを求めて

天気予報では、今日は雪が降ると言う。

この寒さからして、体感としても降るだろうと予想される。

昨夜からとても寒かった。

そんな中、昨夜はバンドでスタジオに入ってきた。

 

昨日も書いたことだけど、Mr.ワリコメッツは今週金曜日に名古屋でのライヴが控えている。

けれど、昨夜のスタジオはライヴの練習もそこそこに、新しい曲に取り組む。

まだ「ネタ」という段階だけれど、新しい取り組みには新鮮さを覚える。

どんどんやっていこう。

 

最近は、自分のドラムのプレイスタイルももっと変えていきたいと思っている。

変化させたいと思っている。

ここではあえて進化とは言わない。

成長していくイメージではなく、ただただ今までにないものを取り入れて変えたいだけだからだ。

今までの場所からちょっとズラしてみる。

あるいは大きくズラしてみる。

それによって世界の見え方が変わる。

考えただけで、新鮮な気持ちが沸き起こる。

そのために今やろうとしているのは、先人達の残した曲やフレーズを探し求めて、改めてたくさん覚えてみようということ。

さぁ、どんどんやっていこう。