それでも音楽の話をしよう

音楽の話題を中心に、アイデア、ひらめき、日常を書き記していきます

最後のステージは何年前だったろう?

急ピッチで曲を覚えている。

いや、正確に言うと覚えなおしている。

最後のステージは何年前だったろう?

そのあとも別のバンドで演奏したりとかで折にふれ接触した曲もあったけれど、最後のステージ以来一度も思い出すことのなかった曲もある。

レパートリー表とにらめっこしながら曲をさらっていくと、「こんな曲もあった!」という発見が意外なほど多くあるのだから、びっくりする。

中には、元々好きで聴いていて、その後ハコバンでも演奏していたのに、元々聴いていたことは覚えていて、ハコバンで演奏していたことはすっかり忘れてしまっていた曲もあった。

人間の記憶力は当てにならない。

いや、僕の記憶力は当てにならない、と言った方がいいかもしれない。

普段のライヴとは違って完全に暗譜しなければならないというわけではない。

けれど、可能なかぎりの準備はしたい。

当日楽しむためにも。

これから1週間は、記憶力との闘いである。

 

7/13(土)は、川越ステップヘブンに久しぶりに出演である。

欲しい!ライドシンバル!②

ヤフオクって使いますか?

ヤフオクで大きな買い物をしたことはありますか?

 

前々回書いたように、楽器屋で試奏させてもらったライドシンバルはいまいちピンとこなくて買わなかった。

良い感じではあるのだけど、何かがちょっと違う気がして。

それでもやっぱり未練のようなものを感じつつ、帰宅。

ライドシンバルのことが頭から離れない。

そうして。

「そうだ!ヤフオクを見てみよう!」

検索を始める。

これには伏線があった。

狙っているタイプのシンバルについて、

「探せばヤフオクで、1万円台で良いのが出ていることがある」

「失敗もあるかもしれないけど、1万円台なら挑戦してみる価値あり」

というような話を、もろもろ詳細は省くけれど、レッドクロスでイカリさんから聞いていたのである。

今こそそれを試すときかもしれない。

検索を続ける。

そして、発見!

気になる感じのライドシンバルを。

むしろそれは、先刻、楽器屋で試奏したものと似たようなタイプ。

しかも、五千円くらい安い。

やっぱり今こそ試すときなんだ!

というわけで、その場でポチッと。(補足だが、これは「即決」タイプで出品されていた。念のため。)

 

一万円以上するものを現物も見ないで買うことになろうとは。

決して安い買い物でもないし、「ハズレだったらそのままゴミ箱行きでいいや」なんていえる代物でもない、物理的にも。

それでも挑戦してみる気になったのは、信頼する人からのアドバイスが背中を押してくれたからだろうか。

 

さて、どんなものが届くやら。

実際に手にして、スタジオに運んで、ドラムセットに組み込んで音を出してみるまで、それは分からない。

不安でもあるし、同時に楽しみでもある。

あー、早く届かないかなぁ。

10年前の今ごろは何をしていたのだろう?

10年前の今ごろは何をしていたのだろう?

ふと、そんなことが頭をよぎる。

そして、思い出そうとする。

けれど、思い出せない。

どのバンドをやっていた頃だろう?

それをきっかけに思い出そうとするも、候補はいくつか出てくるだけで、それが何年前なのか正確には分からない。

2009年の活動状況はこうだった、というのが言い切れない。

そして、ふと思いつく。

その頃に書いていたブログ記事が残っているのではないか?

探してみる。

手間どりながらも見つけることができた。

2008年の年末に一度ブログを止めて、2010年の後半に場所を移して再開していた。

ということで2009年の活動状況は全く分からずじまい。

こういう時、記録を残しておくことの大切さを実感する。

それが今、記録を残しておくことのモチベーションになっている。

 

ところで質問。

「10年前の今ごろ、あなたはどこで何をしていましたか?」

欲しい!ライドシンバル!

「うーむ、どうもピンとこないなぁ。」

買い物に出かけて、良さそうなものを見つける。

これは欲しいかもと思い、試してみる。

そうして試した結果、思っていた感触とはなんだか違っていて上記のような言葉が漏れることがある。

いや、実際には声に出さないけれど。

心の声として。

それで結局は買わずじまい。

 

先日、楽器屋でこれと同じことがあった。

ものはドラムセットで使うシンバル。

「ガシャーン」と響く、金属製のあれですね。

もうちょっと具体的に言うと、ライドシンバル。

さらに言うと、ジルジャンの、20インチの、ってもういいか。

ともかく、気になって試奏させてもらったライドシンバルは、欲しかったイメージとはちょっと違っていた。

値段もスペックも良い感じだし、惜しいのだけれど、やっぱり何かが違う。

ちょっと「重い」というか。

それで結局は買わなかった。

家に帰ってきて、「やっぱり買っても良かったかなぁ、もったいないことしたかなぁ」などとちょっと後悔の気持ちもあったりなかったり。

 

というわけで、つづく。

ワンマンに向けてバンドミーティング

2019年11月1日金曜日、Mr.ワリコメッツのワンマンライヴが決まった。

バンド結成10周年を記念してのものだ。

そのちょうど4ヶ月前にあたる今日。

都内某所のファミレスに集まって、バンドのミーティングをする。

やはり大きな目標があるのは良いものだ。

特に意識することもなく、自然と気合が入る。

10周年記念ワンマンライヴに向けての歩みは、まだ始まったばかり。

なんだか節目を感じて、久しぶりにブログを書いてみた。

“小さな一歩”が大きな変化を生む、のかもしれない。

2009年の11月1日がそうであったように。

やりたいことと、求められることの間

久しぶりにブログを書いてみようと思う。

なんだろう。

急に書いてみたくなった。

書きたくなった。

書かなければならないと思った。

伏線はあった。

「発信しなければ、存在しないのと同じなのではないか?」

そのような言葉に刺激された。

そう、言葉にまみれながら過ごす日々。

 

ゴールデンウィーク明けの今日、僕らは名古屋に行ってライヴをする。

「なぜゴールデンウィーク明けなんかにやるの?」

そう尋ねられることもある。

「オファーがあったから。」

そうとしか言いようがない。

オファーを受けて、スケジュール、条件、その他もろもろ検討して、「よし、行こう!」と決めたのは僕らではあるけれど。

自分がやりたいことと、他人から求められること。

そして、理想と現実。

それらは、重なることもあるし、離れてギャップが生まれることもある。

付いたり離れたり。

あるいは、付かず離れず。

嬉しいときもあれば、辛いときもある。

充実感があるときもあれば、もがき苦しむときもある。

 

ゴールデンウィーク明けの、通勤時間帯の電車に揺られながら、たまたま乗り合わせた人たちを見て想像する。

「この人たちの理想と現実はどんなものなのだろうか?」

答えは分からない。

ただ想像するのみである。

大型連休明けの今朝だからこそ、そのギャップを感じている人も多いのではないか。

そんなことを考えながら、名古屋へと向かう朝であった。

歩みはノロいが。

あまりブログを書かなくなって久しい。

今は発信することよりも、自分の興味を掘り下げていく期間。

そのように認識し、足りない時間の中でやり繰りした結果、現状はこうなっている。

特に深い意味はない。

何の意図もない。

 

今の興味は、「音楽と身体」。

特に、「身体」への比重が高いかもしれない。

からしばらく続いている興味。

楽器を演奏するのでも、歌を歌うのでも、まずは身体を使って行なわれるのが大前提。

そして、身体の使い方一つで、その結果が大きく変わってしまう。

特にドラムという楽器の演奏は、身体との結び付きが強いように思われる。

歌というのは「身体」が楽器である、というようなことも言われる。

ともかく、身体の使い方を根本的に作り変えたいと考え、日夜研究中である。

歩みはノロいが。