クリスマス気分
最近はなんだか、クリスマス気分でいっぱいになっている。
12月のイベントに向けて、クリスマスソングに取り組んでいるからだ。
来週にはレコーディングが予定されている。
それまでに数回のスタジオを経て、ある程度まで完成された形イメージを固める必要がある。
なので、当面の課題曲についてあれこれ考えている。
併せて、ヒントになるものはないかと、古今東西のクリスマスソングをいろいろと聴く。
個人的にはクリスマスにさしたる思い入れもないけれど、クリスマスソングをまとめて聴いていると、クリスマスソングは、これはこれで良いもんだなぁ、と思えてくる。
多くの人がまだクリスマスのことなんか思い浮かべもしない、今この時期だからこそ、良く思えるのかもしれない。
世間がクリスマス色に染まってくると、もう勘弁してくれ、と思ってしまうのが、例年の流れ。
いや、今や勘弁してくれとさえ思っていないかもしれない。
興味がないから、どっちでもいいというのが正直なところかもしれない。
まぁ、そんな個人的な見解は置いておいて。
ともかく、レコーディングだ。
良い録音を残すこと。
良い音、良い演奏で。
今はそれだけを考えて、クリスマスソングに取り組もう。
そうだ!アール・パーマーを聴こう!期限は1ヶ月。
気は移ろいやすいもの。
だから、聴きたい音楽は毎日変わるものだし、それは自然なことだろう。
だが。
何かを自分の中に取り入れて、咀嚼し、それをアウトプットに結びつけようと思ったら、1つのことにじっくり取り組むことが必要である。
移動の電車の中でそんなことを考えていたら、ふと、閃いた。
「そうだ!アール・パーマーを聴こう!」と。
このブログでも繰り返し名前を出している気がするけど、アール・パーマーはロックンロールドラムの礎を築いた偉大なドラマー。
ヒラメキがなぜそこに結びついたかは、定かではない。
とにかく、思いついたのだから仕方がない。
そして、「アール・パーマー」のドラミングをできるだけたくさん聴いて、研究しよう。
期限は1ヶ月。
1ヶ月なんてあっという間に過ぎてしまうから、どこまで踏み込めるかは分からない。
けれど、いくら期間を長く取ったからと言って全てを調べつくすことはできないし、完璧に身につくはずもない。
それに、時間に余裕がありすぎると人間、怠け心が出てしまうし、計画自体が間延びして締まらないものになってしまうことだってある。
だったら期限を決めちゃって、その中でできるかぎりのことをしよう。
そういう発想で、「アール・パーマー」に取り組む期間にしよう。
と、今日さっき思いついて、ここにも書いた次第。
そして、先ほど早速、プロフェッサー・ロングヘアー『New Orleans Piano』を聴いた。
さて、その後の経過は、いかに?
明日以降のお楽しみ。
自分の「棚卸し」気分
棚卸し。
決算や毎月の損益計算などのため,手持ちの商品・原材料・製品などの種類・数量などを調査し,価格を評価すること
(weblio辞書より引用)
音楽活動上においても、自分の生活の面においても、最近は自分の「棚卸し」をしたい気分が続いている。
今現在、自分は何を持っているのか?
持っているものを有効に使えているのか?
以前の自分には価値があったけれど、今となっては価値が下がってしまったものにまで、固執していはしないか?
余計なものを捨てれば身軽になって、効率よく、より大切な目的に向かっていけるのではないか?
会計的に言えば、より収益率を高められるのではないか?
いや、ここはむしろ、赤字経営だったものを黒字に転換できるのではないか?と、そう言った方が正確かもしれない。
まぁ、ここでの表現はどちらでもいいとして、ともかく、今は「棚卸し」の気分だということを言いたかった。
成果をあげるための、その準備段階というか、足元を見つめ直すための、「棚卸し」。
そして、「棚卸し」の過程で明らかになった不良在庫はどんどん処分する。
と口で言うほど簡単には進まないけれど、自分のプレイスタイルには固執しないようにしているし、いらない物はバンバン捨てている。
この傾向、しばらくは続きそうである。
レコーディング・エンジニアさんが姿を見せない!?
昨日は、Mr.ワリコメッツの、進行中であるレコーディングの続きをしようということで、ハーモニカやヴォーカルを録音する予定の日であった。
そこで、電車を乗り継いで、いつもとは違うスタジオまで足を運ぶ。
早く完成品を聴きたい!という、はやる気持ち。
レコーディングの進行を楽しみにしていた。
ところが。
なんの手違いか、レコーディング・エンジニアさんがスタジオに姿を見せない。
「もしや!?」と気付いた頃には時すでに遅し。
いわゆる「ホウレンソウ」のミスで、レコーディング・エンジニアさんにレコーディング日程が伝わっていなかったというオチ。
トホホ。
とんだ大失態。
まさか、メンバー間でのスケジュール調整だけで満足してしまったわけではあるまいし。
わざわざスタジオにバンドメンバー全員集まって、途方に暮れていても仕方がないので、気を取り直してスタジオで音を出すことに。
皆、持ってきた楽器は不十分で、スタジオにある楽器も借りたりしながら。
12月のイベントに向けての音源、それのための曲に取り組んだ。
まぁ、これはこれで、意味のある時間ではあった。
けれど、「ホウレンソウ」は正確に!という教訓を学んだ出来事であった。
靴選びで迷っている
靴で迷っている。
ファッションの話ではない。
ドラムを演奏する時の靴の話である。
特に、その機能性についての話である。
これまで僕は、ドラムを演奏する時の靴については、ほとんどこだわってこなかった。
なんでもいいと思っていた。
スニーカー、革靴、ブーツ、素足、なんでもござれ。
もちろん、それぞれで多少の違いはあるけれど、そんなもん多少の違いに過ぎない、と感じていた。
だから、その時のバンドの衣装に合わせることが、靴選びの基準だった。
ところが最近、そのような考えに変化が生まれてきた。
きっかけは、今年7月に行なわれたワンマンライヴ。
普段の30〜40分のライヴと違って、ワンマンライヴでは、たっぷり2時間の演奏をした。
そして、夏の暑さでの水分不足の影響もあってか、ライヴ中に足の指をつってしまうということがあった。
今思い返すと、これはもしかしたら靴選びを変えたら解決するかもしれないということに思い至る。
今現在、Mr.ワリコメッツのライヴでは、カジュアルめなブーツで演奏している。
靴底、靴自体の材質など、全体的には硬めで、足が固定されて安定性はいいものの、動きの自由度は低く、もしかしたらそれが演奏時の負担になっているのかもしれない。
そう考えると、もっと柔らかくて、いわゆるローテクな靴で演奏してみたら、もっと楽に叩けるかもしれない。
そう考えるようになった。
無駄なものは買いたくないのでまだ思案中であるけれど、試してみる価値はあるかと。
試すなら実際の現場、ライヴの場でないと意味はない。
次のライヴまではまだしばらく時間があるけれど、その時までにはなんらかのアクションを起こすだろう。
何がどう衝撃なのか?説明できない
「日本人の中で好きなドラマーは?」と聞かれたら、まず第一に名前を挙げるであろうドラマー、沼澤尚。
ドラム・マガジンの中に、その沼澤氏が毎号担当するコラムがある。
「沼澤尚が“衝撃”を受けた 今月の1枚!」という主旨のコラム。
このコラムを読んで、その「1枚!」を聴くことを僕は毎号楽しみにしている。
今読みかけの『ドラム・マガジン 2018年3月号』では、アントニオ・サンチェス『バッド・オンブレ』というアルバムが紹介されていた。
それを今日、聴いてみた。
これ、嘘偽りなく、本当に“衝撃”であった。
何がどう衝撃なのか、現時点ではうまく説明できない。
未知の世界との遭遇とは、大概そのようなものだ。
何が起こっているのか、すぐには把握できない。
後々になって、その本当の凄さが理解できたりする。
とにかく、そのような“衝撃”。
さらに、“衝撃”は続く。
別のコラムで紹介されていた、ハービー・ハンコック『インヴェンションズ・アンド・ディメンションズ』を聴く。
アフリカ的なポリリズムの世界。
これも何がどう衝撃なのか、分からない。
分からないけど、なんだかワクワクする。
分からないなりに、「こりゃすごいぞ!」とは感じている。
この世の中にはまだまだ知らないけれど、素晴らしい音楽が存在するものだ!と改めて思う。
まだまだ勉強不足。
発展途上。
少しも時間は無駄にできない。
ドラム・マガジンを読みながら〜ブライアン・ブレイド、ストーンズ〜
時間を作って、ドラム・マガジンを読みながら、その中で紹介されている音源に耳を通す。
些細なことかもしれないけれど、少しでも音楽に触れる時間は、今とても大切で貴重な時間。
ブライアン・ブレイドのインタビュー記事を読みながら、ブライアン・ブレイド&ザ・フェロウシップ・バンド『ボディ・アンド・シャドウ』を聴く。
生音感が感じられる耳触り。
空間を感じられる音が心地よい。
ザ・ローリング・ストーンズ『オン・エア』。
英BBC放送でのライヴ作品。
ブライアン・ブレイド作品の流れからというのを差し引いたとしても、音は悪い、当然ながら(笑)。
けど、燃える!
1963〜1965年にかけての音源が収録されているとのこと。
ドラムを叩けていない日々。
このストレスを早く解放したい。