配信ライヴを観て
昨夜、仲間の配信ライヴをチラッと観た。
映像がきれいだった。
音もきれいだった。
3〜4台くらいか、いくつかカメラがあって画面の切り替えもなされていたし、演者に寄ったショットで表情もよく見えるようになっていた。
なるほど、これだけクオリティーが高いのであれば可能性があるな、と思った。
配信ライヴというものの可能性。
その昔、武道館にドリームズ・カム・トゥルーのコンサートを観に行ったことがあった。
たぶん、ディビッド・T・ウォーカー等、豪華顔ぶれのバックバンドが目当てだったのだと思う。
その頃は、スタジオ・ミュージシャンの知識があまりなかったので、バンドに他に誰がいたのかは覚えていないのだけれども。
そのコンサートの時、ライヴにテレビの撮影も入っていた。
たぶん、一部だけ同時中継だったのだと思う。
その時、ライヴの途中で進行を一度止めて、テレビ側のスケジュールに合わせて、待ちの時間があった。
カウントダウンライヴで、年明けの瞬間を待つのをイメージしてもらえると分かりやすいかもしれない。
その間、MCでうまいこと繋いではいたのだけど、生のライヴを楽しみにコンサートに行っていたので、その瞬間になんだが興醒めしてしまったことをよーく覚えている。
会場にいる人間と、画面の向こうにいる人との間では求めているものが違う。
そのことを教えてもらったエピソード。
配信ライヴでも、ライヴハウスでのライヴとは、求められることがおそらく違ってくるだろう。
そのことを踏まえつつ、可能性について考えていけたら。