ただ音楽が音楽としてそこにある。
久しぶりにデレク&ドミノスのアルバムを聴く。
まだ数曲聴いただけだけど、やはり良いものだなぁと思う。
時を経ると、音楽の聴こえ方も変わるものだ。
以前は聴こえてなかった音まで聴こえてくる印象で、この乾いたサウンドが心地良い。
アルバムにつきまとう文脈も今となっては削ぎ落とされて、ただ音楽が音楽としてそこにある。
世に多くある音楽のうちの単なる1つとして耳を傾けることができる。
名盤だとか、誰が参加しているかとかは関係ない。
フラットに存在する音楽の1つとして、やはり良いなぁと素直に向き合える。
デレク&ドミノスのアルバム、この後の続きも楽しみ。