カウントの歌い方ひとつで
アラバマ・シェイクス『Hold On』という曲がある。
Alabama Shakesの"Hold On"をApple Musicで
シンプルだけど気持ち良いリズム。
古き良き時代を彷彿とさせるサウンド。
時にフレーズが暴れまくったりする緩急。
そんなこんなが大好きで、耳コピして音源に合わせて演奏したりもする曲である。
そして昨夜、音源に合わせて演奏していた時のこと。
今回はたまたま、カウントを歌いながら演奏してみようと思った。
「ワン、ツー、スリー、フォー」と。
それから発展させて、「ワイエダ、ツイエダ、スリエダ、フォイエダ」と歌う。
???
いきなり訳わからない言葉を使ってしまって申し訳ないが、ここでは敢えて説明しない。
表記とカウントの歌い方も、実は全然一致していない。
細かい音符を含めてカウントしているという要点だけ伝われば、ここではひとまず良い。
そして、後者のようにカウントを歌いながら演奏していると、演奏にいつもは感じられない気持ちよさが加わっている瞬間を発見した。
気持ち良いグルーヴはここにあったか!と、
嬉しくなった。
気づきを得られたと感じた瞬間。
けれど、その気づきは長続きはしない。
再現性も、まだまだ乏しい。
あの感覚を再現するために、また同じようにカウントを歌いながら同じ曲を演奏してみようと思う。
そして、いつでもその感覚を再現できるようになれば。
自由自在に引き出せれば。
それにしても、カウントの歌い方ひとつで、同じフレーズが違って感じられるから不思議だなぁ。