生のライヴを体験したい
前にも書いたように、今、『ブルース&ソウル・レコーズ』の137号をパラパラめくったり、ちょこちょこ読んだりしている。
その中で紹介されている新譜にも気になるものがあったりして、可能なかぎりチェックしようと試みる。
まぁ、新譜とは言ってもこの号の発売は去年の夏頃だったはずだから、ちょっと前のものではあるのだが。
今朝はその中から一枚、MOJO CLUB『LIVE! & NEW!』を聴いた。
MOJO CLUBとは、三宅伸治(vo&g)、谷崎浩章(b)、杉山章二丸(ds)のお三方からなるスリーピースバンドで、今回のアルバムはデビュー30周年の節目にあたると言う。
全12曲中、スタジオ録音は4曲のみで、残りは神田The Shojimaruでのライヴ録音。
個人的には、このライヴ録音が気になった。
まず、このライヴ録音は、音がかなり生々しい。
生々しいからこそ、たとえばハイハットのプレイなど、ニュアンスがはっきりと聴き取れるし、もっと言えば息使いなども感じられるほどだ。
楽器奏者からしたら、こういった生々しい録音はありがたい。
演奏のイメージが、自分なりにではあるけれど、ありありと浮かんでくる。
神田The Shojimaruという店も気になる。
ここはドラムの杉山章二丸さんの店で、前々から行ってみたかったのだけど、今のところはまだ行けていない。
どんなところであろうか?と想像をしながらアルバムを聴くのも楽しい。
ちなみに、ここでのライヴには、ブルース・ハープにKOTEZ、テナー・サックスに片山広明が参加しているという。
あぁ、神田The Shojimaruでこのバンドの生のライヴを体験したいなぁ。