大興奮でコブシを振り上げ、大合唱!?
昨夜は、スタジオから帰ってきて、DVDで『TOO TOUGH TO DIE』というドキュメンタリーを観る。
これはラモーンズのギタリスト、ジョニー・ラモーンに捧げられたトリビュート・ライヴの模様を収めたドキュメンタリーである。
読みかじっただけの知識だけど、元々はジョニー・ラモーン本人が出演するはずだったのだけど、闘病生活に入ってしまい頓挫、それならとジョニー・ラモーンを元気付けるためのイベントにしようと、内容を変更して実現したライヴだということだ。
LAパンクの重鎮X、レッド・ホット・チリ・ペーパーズ、そしてCJラモーンとマーキー・ラモーンがリズム隊を務めた特別バンドに様々なヴォーカリストがゲスト参加するなど、豪華出演陣がラモーンズの曲をカヴァー。
2004年に行われたライヴのようだが、この頃のレッチリのパフォーマンスが凄い!
チャド・スミスのドラミング!
「どんなフィジカルしてんねん!」とツッコミを入れたくなってしまうほどのパワフルなドラム!
あまりの凄まじさに笑いを誘われてしまうほど。
この頃のレッチリの来日公演を観に行ったはずなのだけど、あの頃よりも今観た方がさらに衝撃を受けるという…
いろんな人によるカヴァーを聴いていくと、やっぱりラモーンズは良い曲多いなぁ、と思う。
ラモーンズの曲は60年代の音楽と親和性が高くて、テンポをゆっくりにして演奏すれば、ビーチ・ボーイズみたいな曲になる、というような言葉が強く印象に残る。
途中、闘病中のジョニー・ラモーンに電話が繋がり、フロアが「ヘイ!ホー!レッツゴー」と、「ブリッツクリーグ・バップ」の一説を大合唱するシーンには感動させられる。
観客は大興奮状態でコブシを振り上げ合唱していたのだけど、これにはとても共感。
僕もあの場にいたら、大興奮でコブシを振り上げ合唱することだろう。
そして、このライヴの3日後、ジョニー・ラモーンは帰らぬ人となったという。
伝説の一幕。
11日の夜を想像しながら
今日は久しぶりにスタジオに行っての、個人練習。
iPhoneで曲を流して、それをスピーカーに通し、曲に合わせてドラムを演奏する。
普段家で聴いて覚えてきたものを、実際のドラムセットを使ってひとつひとつ確認するように、演奏する。
あるいは、以前覚えたものを、久しぶりに演奏してみたり。
以前できなかったことや、やり辛かったことなどが簡単にできるようになっていることがある。
嬉しい瞬間。
少しずつでも前に進んでいることを実感する。
無論、もっと早く前に進みたいとは思う。
それには、もっと「音楽する」時間を増やすことも必要。
けれど、少しずつでも前に進むことが大事。
できなかったことよりも、できたことに目を向けていきたい。
さて、今夜はメンバー揃ってのバンド練習。
今週末11日には新宿レッドクロスでのライヴがある。
新曲の仕上がりも上々。
早くライヴがしたい!
はやる気持ちを抑え、まずはスタジオでしっかりと準備していこう。
11日夜の盛り上がりを想像しながら。
The ピーズの温さんとT字路s
昨日の投稿の続き。
昨日はピーズ武道館のDVDで気持ちが高まった後、新宿レッドクロスへと向かう。
The ピーズの温さんとT字路sの公演。
このブッキングを知った時、これは絶対観たい!と思った。
ライヴで観るのは共に初めてで、すごく楽しみにしていた。
前売りチケットはソールドアウトしていたので混雑を予想していたのだけど、その混み具合はやはり凄まじいものがあった。
ほとんど身動きができない。
公演中はドリンクを引き換えに行くことさえも諦めて、フロア後方に陣取り、ライヴを観ることに集中する。
まずは、温さんの出番。
実はスタート時間に少し遅れてしまったので、入場した時には既に温さんのライヴが始まっていた。
ギター弾き語りで、ピーズの曲を次から次へと歌っていく。
ピーズ初心者の僕にとっては、知ってる曲と知らない曲が混じり合うステージ。
フロアの熱気がすごい!
僕には思いもよらないところで歓声が上がったり、バンドだったらメンバーが歌う箇所をお客さんが合唱したり。
温さんとお客さんがセンションでもするかのように、一緒になってライヴを作り上げていっているように感じ、それを温さんも楽しんでいるかのよう。
僕には、そう感じかれた。
しばしの転換を挟んで、次はT字路s。
まずは、タエコさんの声が、やはり凄い!
そして、歌詞の世界観。
目の前に情景が浮かんでくるかのような、歌。
ベッシー・スミスの曲のカヴァーが強く印象に残った。
この曲の時にフロアの反響も大きく、タエコさんも「手ごたえ〜」と笑顔で話し、喜んでいた。
そして、アンコールで歌った、「新しい町」。
夜のストレンジャーズのカヴァーで親しんでいたこの曲。
やっぱり、良い曲だなぁ、と思った。
バンド形態でないライヴを観に行くのは、僕にとっては珍しい。
しかも身動きもままならない状況。
必然的に、歌を聴くことに集中した。
歌の世界感に没入していく。
それは、とても心地良い時間だった。
音楽はコミュニケーション。
コミュニケーションに言語的コミュニケーションと非言語的コミューケーションがあるように、歌にも言語的、非言語的な要素がある。
歌詞から伝わってくるものもあれば、声や仕草、表情から伝わってくるものもある。
それらを全部ひっくるめて演者さんの魅力になっているのだなぁ、ということを実感する。
感じるところの多いライヴだった。
とても刺激を受けた、良い夜。
昨夜の刺激を自分の音楽活動にも活かしていこう!
そんな想いを胸に、ほろ酔い気味の眠りについた。
『The ピーズ 30周年記念日本武道館』を!
DVD『The ピーズ 30周年記念日本武道館』を、ようやく観た。
トータルで三時間弱。
まとまった時間を取るのはなかなか難しいので、小分けにする。
今回は1時間くらいずつ、3日に渡って観たのであった。
僕はピーズ初心者。
初心者には初心者なりの楽しみというのがある。
知っていく楽しみ。
接するたびに毎回新たな発見があって、新鮮な驚きに満ちあふれている。
こうしてDVDを観ると、昨年の武道館に行けなかったのは残念だなぁと思う。
けれど、後悔しても仕方がない。
それよりも、明るい未来に目を向けたい。
これから知っていければ良いじゃないか。
出会いにはタイミングがあって、僕にとってThe ピーズとの出会いがたまたま最近だったというだけのことだ。
幸運と言っていいのかどうか、ひょんなきっかけからこんなことにもなった。
武道館のセットリストを並べたプレイリストも作ってみた。
「温霧島」だけないが。
これからはこのプレイリストにも親しんでいこう。
そして、今夜。
むふふ。
空腹が、感覚を研ぎ澄ます!?
昨夜遅くに仲間と軽く呑んで解散したのち1人になってから、僕の食欲が爆発した。
呑みの席でもつまみを食べていたのに、まずシュークリームを食べ、なんか物足りないとそばを食べ、そしてまたアイスを食べるというようなことになってしまった。
酔いもあって理性の力がだいぶ弱まっていたのもあるだろう。
それにしても、こんな食べ方は支離滅裂だ。
そしてすぐに寝てしまったので、今朝起きた時は怠くて身体が重く、なかなか動けなかった。
食欲には2種類あると思う。
まずは人間食べなくては生きていけないのだから、必要な栄養を取るための、自然な食欲。
そしてもう1つは、快楽を求めての食欲。
人間、食べることには大きな喜びが伴う。
美味しいと思うものなら、その喜びはなおさらだ。
塩、砂糖、脂質。
食べ物を美味しくさせる要素が洗練されていくと、快楽の力が大きくなっていく。
脳の中の快楽経路が強く刺激されて、身体に必要な量を超えてなお食べてしまうことになる。
快楽を求めての、食。
この快楽が、人間の感覚を麻痺させていくように思う。
今や世は飽食の時代。
飽食が身体を蝕んでいく。
飽食は万病の元。
腹八分に医者いらず。
こんな時、僕はプチ断食をする。
そうして胃腸を休ませると、体調の回復が早まる。
ここ最近掴んだ、経験則。
そうして、自分の空腹と、向き合う。
煩悩と向き合う。
自分の身体からの声を聴く。
これは、自分の感覚を研ぎ澄ましていく作業でもある。
今食べることを逃すと、今日は夜遅くまで何も食べることができない。
うむ。
こんな1日も悪くない。
お知らせ〜今月のスケジュールなど〜
みなさん、今年の夏の予定は決まってますか?
夏のことなど、まだまだ先のことだと思うでしょう?
まぁ、実際にまだ先のことではありますし、多少暖かくなってきたとは言えまだまだ寒いこの時期に夏のことを想像するのは難しいかもしれません。
でも、時間の経つのは意外と早いもの。
夏になるのもあっという間かもしれません。
Mr.ワリコメッツは今年の夏、関西と関東それぞれでワンマンショウを開催致します!
7月13日金曜日の京都磔磔と、7月15日日曜日の新宿紅布。
そして、その間の7月14日土曜日にも、まだ詳細は決まってませんが、名古屋でもライヴが組まれる予定です。
京都、名古屋、東京と移動する3日間!
この3日間は、Mr.ワリコメッツによる盛大なお祭りにしたいと願っています。
別の言い方をすれば、「Mr.ワリコメッツが起こす事件」でもあるかもしれない。
Mr.ワリコメッツの4人で車移動しながら各地で起こす事件!笑
その足取りを追うことによって、この事件の共犯者になること。
今年の夏はみなさんに、その共犯者になることを強くオススメします!
そこにあるのは、「演者と客」という関係性ではない。
一緒に事件を起こす共犯者!
一緒に世間をあっと言わそうではありませんか!?
そのような状況にある(あくまで私見です)、現在のMr.ワリコメッツ。
そんなMr.ワリコメッツの今月のライヴを載せておきます。
共犯者になる準備段階として、ぜひ今月のライヴにも足を運んでいただきたい。
現場での実践を通してこそ、共犯者としてのチームワークを高めることができるもの!
だんだん、何の話をしているのかよく分からなくなってきました(笑)
とにかく、今月もよろしくお願いします!
3/11(日) 新宿紅布
【TOP GEAR SHOW!!】
恋をしようよジェニーズ
バーレスクエンジン
Mr.ワリコメッツ
O.A:The ロカ
OPEN/START 18:00/18:30
前売¥2,500 当日¥3,000
3/24(土)
下北沢THREE
夜のストレンジャーズ
THE JIVES
ムードブレイカーズ
The Mash
Mr.ワリコメッツ
DJ:
笹井トシオ
ゴーゴージュリー
OP/ST18:00
前¥2000当¥2500
THREE PASS提示で¥500
3/31(土)
原宿Galaxy
Mish Mash Vol.2
Mr.ワリコメッツ
ミックスナッツハウス
マロンチック
ジ バンドエイジ
OPEN/START 17:30/18:00
前売り¥2500 当日¥2800
ご予約はこちら→http://mrwaricomets.info/schedule#reserve
記憶力について考える…
正直な話、僕は人の顔を覚えるのが苦手である。
これからまだ改善していけるかもしれないし、そう決めつけてしまいたくはないのだけど、今までの経験上からすると、やはり得意とは言えない。
それはもうちょっと具体的に言えば、「どこかで会ったことがある」というところまでは認識できるのだけど、「どこで会った人なのか?」、「どんな話をしたのか?」、どうもそこの認識を一致させるのが苦手なようである。
あとは、「たぶんあの時に会ったあの人だ!」と思っても確証が持てない、あるいはそう思ったけど実際は別人だった、というようなこともたまにある。
こんな時、自分の記憶力の無さを嘆くことになる。
まぁこれは、よくある話かもしれない。
「自分にももっと記憶力があればいいのに!」という悩みを抱える人が多くいるものと想像できる。
記憶力を伸ばすには、注意力と集中力を鍛えることが必要だと言う。
そして、対象について興味を持つこと。
それらが、鋭い観察力に結びつく。
ただ全体をなんとなく観察するのではなく、細部にまで渡る観察力。
確かに細部までよく観察できれば、そのことが記憶に強く残るだろうし、人をよく覚えていることに繋がるような気がする。
記憶力をつけたい。
これは、曲を覚える時にも応用可能だと思われる。
少し強引な話にも感じるが。
けれど、一音一音まで注意深く聴き、どんな風にプレイしているかを想像することは、曲を覚える時にも大いに力になるだろうし、ひいては自分がより良いプレイをするのにも繋がっていくと思う。
駆け足ではあるが、記憶力について考えていたらたどり着いた、1つの結論。
その過程。
それを、書き留めておいた次第。