言葉というのは不思議なもので
言葉というのは不思議なもので、虚しく空虚なものに感じられることもあれば、心に強く響いてくることもある。
曖昧で何を言っているのか伝わってこないこともあれば、意味するところが明確ではっきりと伝わってくることもある。
あるいは、発する側からすると思い描いていた以上のことが、受け手に伝わってしまうこともある。
それでもやはり、言葉は人にとって重要なものだ。
言葉を操るのは、ヒトにのみ許された特権。
言葉で失敗することもあれば、成功することもあるけれど、どっちにしろ僕たちは言葉の世界に生きている。
音楽にも、言葉の世界がまとわりついている。
良くも悪くも。
言葉によって、音楽が良く感じられることもあれば、悪く感じられてしまうこともある。
今朝、現在音源製作中の「里帰りボブ」という曲を、歌詞を見ながら聴いていた。
聴きながら、その歌詞がストンと腑に落ちた。
どうしてそうなったのかは自分でもよく分からない。
まして、それを言葉で説明することなんて到底できない。
けれど、ストンと腑に落ちたという確信だけはある。
この確信は今日この瞬間だから得られたことで、明日になるとまた何か変わってしまうのかもしれない。
うーむ。
言葉というのは不思議なものだ。