『ラモーンズ・ファイル』ー主導権は自分にあるー
『ラモーンズ・ファイル』という本を読んでいる。
この本は確か、知人がSNSにあげていたのを見て存在を知り、興味を持ったのだと思う。
SNSを通して本を出会うというと如何にも現代的な現象のようにも見えるけれど、一昔前で言えば友達が「この本面白いよー」というのを聞いて自分でも読んでみることにも似ている。
口コミのようなもの。
特に目新しいことでもなく、昔も今も変わらない口コミの伝播力。
そうやって文化は広がっていく。
ツールが少しばかり変わっただけの話だ。
昨日から、この『ラモーンズ・ファイル』を読みながら、ラモーンズのアルバムを聴き始めた。
ひとまず、『ラモーンズの激情』から始め、『リーヴ・ホーム』を途中まで聴き進めた。
僕はこれまで、パンクロックをほとんど通っていない。
もちろん、いくつか有名なアルバムには耳を通している。
けれど、入れ込んで聴き込んだことはない。
本に出会ったせっかくの機会だから、これからしばらく、ラモーンズを聴き込んでみようかな?と思っている。
もちろん、すぐに飽きることもあるかもしれない。
こればっかりは分からない。
けれど今は、このシンプルな音楽が新鮮に感じる。
良いじゃない、いろいろ聴けば。
その時の気分で、いろんな音楽を自由に聴く。
そう、音楽の楽しみ方は、皆それぞれに自由なのだ。
主導権は、自分にあることを忘れずに。