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ひろやのブログ

バンド活動、音楽のこと、本のことなどを通して、日々考えたことの記録

テレビがない

僕のうちにはテレビがない。

必要性がないと思っている、どころか、邪魔なものがないだけ快適だと感じている。

いや、それはテレビのせいではない。

文句を言いたいわけでもない。

個人の趣向の問題で、良い悪いは関係がない。

それはともかく。

テレビがないことによって、だいぶ世間ずれしてきている気はする。

たとえばスポーツに関する話題では、WBCはいつの間にか終わっていたし、横綱が痛みを堪えて出場し優勝した、授賞式には感動した云々というような話題を知人から聞かされて初めて知った。

されど、それらは知らずとも良し。と思っている。

大事なのは本質をつかむこと。

本質をつかんで、それを自分なりに考えながら消化し、表現すること。

そう思って日々を過ごしている。

問題は、時間が足りない(と感じている)ことだよなぁ。

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社会と、ロックと

社会の中で、僕らが関わっているロック音楽はどんな役割を担っているのだろうか。

それは、時の流れとともに時代が移り変わっていくように、変化していくものだろうか。

少なくとも、僕がロックという音楽に出会った頃と今現在とでは、その役割が変化しているように見える。

だけどもそれは些細な変化で、人間のやることはもう何百年、何千年も本質的には変わってないとも言える。

こんなことを考えるのは、渡辺潤著『アイデンティティの音楽』という本を読んだから。

ふとすると忘れてしまいがちだけれど、僕らはロックという音楽を通して、社会の中での自己の存在を学んできた面が少なからずある。

あるいは、本の中にもビート世代の話があったが、それらにリアルタイムで影響を受けた世代の小説を通して、自己を考えるきっかけもあっただろうか。

 

社会とロック、あるいはロックンロールとの関係性。その中に生きる僕たち。

久しぶりに観た映画、『パイレーツ・ロック』もそのことを考えるきっかけになった。

そんなことを考えながら、今日も明日も音楽をやっていく。

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親密な空間とシビアな空間

しばらく間が空いてしまった。

久しぶりのブログ。

 

一昨日18日は、大阪で知り合って仲良くさせてもらっているバンド、モンスターロシモフのワンマンライヴを観に、高円寺ペンギンハウスに行ってきた。

なんとも親密な空間。

ライヴハウスというより「家」、あるいは「部屋」と言っていいような場所に、モンスターロシモフを大好きな人たちばかりが集まってワイワイガヤガヤと楽しむ。

それはそれはとても温かい空気に包まれて、モンスターロシモフのロックンロールは熱くゴキゲンだった。

良いモノを観せてもらって、自分たちのワンマンライヴも頑張ろうと思った。

 

昨日19日は、下北沢GARAGEにてMr.ワリコメッツのライヴを演ってきた。

下北沢ガレージ

ワリコメッツにとっては初めての出演だったのだけど、個人的には昔、自主企画イベントを打つくらいにはお世話になったライヴハウスで、出演するのは10年以上ぶり。

久しぶりの出演がすごく嬉しかった。

駅からガレージまでの道のりを懐かしみながら歩きつつ、周辺の街並みがだいぶ変わったことにも随分驚いた。

10年ひと昔とはよく言ったものだ。

ガレージに到着して、フロアが思ったより広いことにも驚く。

人の記憶って、本当にあてにならない。

ライヴは、普段とは違う場所、環境で演っているのだということをヒシヒシと感じる夜だった。

前の日に観た親密な空間とは対照的な、シビアで緊張感のある空間。

最近は、親密な空間でのライヴが増えてて、それはすごくありがたいことだと思うのだけど、そればかりでもダメなのだと思わされた。

厳しい環境が人を育てる。

いま、「やってやろう」という気持ちが強くなった!

旅先にて

今、大阪は難波の、とあるカフェにいる。

旅先にて何かを書くという行為は、特にバンドメンバーとツアーに出ている状況だとなおさら、億劫になるものだ。

しかし今、ちょっとした待ち時間ができて、ふと何かを書いてみたいと思い立った次第。

 

この一週間ばかりの事を、思いつくまま書いておこう。

 

先週11日の土曜日、サポート参加しているSTEPPEN STONEのライヴがこの一週間のスタートだった。

場所は、横浜は日の出町にある、CLUB SENSATIONというお店。

同じ関東圏に長く住んでいても、横浜にはあまり縁がなく、日の出町に行ったのも初めて。

英国スタイルの素敵なお店だった。

コンパクトなお店でお客さんの親密度も高く、ライヴを観て気に入ってくれた外人さんがビールを奢ってくれたりした。

多くの出会いがあり、楽しかったのと、慣れない場所だったのとが相まって、案の定終電を逃して途中までしか帰れないという失態も犯した。

ご愛嬌。

 

日曜日はゆっくり休む。

13日月曜日。

この日からMr.ワリコメッツのプチツアーのスタート。

名古屋へ向けて早朝から都内を出発。

昼頃名古屋に到着して、現地で軽くスタジオ入り。

それから得三へ。

得三でのライヴは二度目。

お客さんの入りは少なかったけど、勢いよくパフォーマンス。

終演後、わりとすぐお店を出て帰京。

バードな1日だった。

 

14日火曜日。

ゆっくり休む予定だったけど、Mr.ワリコメッツのベーシスト、キリから呼び出されて酒を酌み交わす。

そして、深酒。

仲良しか!?(笑)

 

15日水曜日。

前日の深酒が効いたのか、なかなか起きられず。

それでも頑張って、新松戸ファイヤーバードにてライヴ。

短い時間だったので、勢いよく駆け抜けるようなステージ。

対バンの方々が暖かく、Mr.ワリコメッツのライヴも楽しんでくれたようで、良かった。

翌日から関西ツアーということもあり早く帰らなければいけないと思いつつ、ライヴハウスに長居してしまって、他のバンドマンやお客さんを送り出すという始末。

それもまた良し。

 

そして昨日、16日木曜日。

やはり早朝に都内を出発して京都へ。

磔磔にてライヴ。

久しぶりの磔磔だったけど、音の響きが温かく、改めて良いハコだなぁと認識した。

また出演したい、いや、これから何度でもお世話になりたい。

以前京都でたまたまライヴを観てくれたお客さんが、また観たいとライヴに足を運んでくれたのも嬉しかった。

出会いは、素敵だ!

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そして今日、17日金曜日。

ゆっくり京都を出発して、今、大阪は難波にいる。

難波に来るのは2年ぶりくらいかな。

街を歩くと昔の記憶が蘇る。

それらの記憶と繋がる、今は辞めてしまった昔のメンバーとの思い出も。

さて、今夜は難波メレにてMr.ワリコメッツのライヴ。

今回のプチツアーのファイナルだ。

ライヴが続くことによって、疲労もあるけど、その中で発見できることもあって、成長もできる。

今夜はその集大成。

そして、Mr.ワリコメッツの新たな記憶を刻んでいこう。

新しいページを開いて、輝かしい未来を書き記していく。

そんな期待を胸に、リハーサルへと向かう。

 

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雑感、とりとめもなく

先日ひとまず、僕にとって今年初のライブを終えてきた。

雑感。

一年のスタートとしは、まぁ、悪くないものだったと思う。

ほぼ2ヶ月ぶりというハンデ(やはり常にステージに立っていることの大事さよ!)はあったにせよ、多くの人に楽しんでもらえたものだったと、希望的観測ス。

大事なのはこれから。

去年のことを思えば派手な幕開けとなったかもしれないスタートも、今年のひとまずの目標のことを想えば小さな一歩にすぎない。

大きなうねりを作り出して、育てていきたい。

 

最近、「言葉」というものに興味がある。

水村美苗著『日本語が亡びるとき』(ちくま文庫)を読んだ影響。

「書き言葉」と「話し言葉」。

「書き言葉」は、話される言葉をただ文字に写し取っただけのものではない。

「書き言葉」の歴史。

読まれるべき言葉の変遷。

漢語という「普遍語」と、日本語という「現地語」。

否応なく近代社会に突入させられてからの、国語の成立、繁栄、衰退。

英語が母国語に生まれたものの、特権と弱み。

非英語圏に生まれたものの苦悩と、苦悩に向き合うことによる利点。

とりとめもなくキーワードを羅列してしまった。

考えるポイントは、まだちゃんと整理できていない。

それでも、目を見開かされた興奮にいてもたってもいられなくて、書き記してしまった次第。

Mr.ワリコメッツの一年を振り返ってみる

一年の計は元旦にあり、なんて言うけど、今年は正月の間に今年の目標らしきものを考えることはしなかった。

忙しさに流されてしまったということもあるけれど、それよりも、なぜわざわざ正月に一年の目標を決めなければならないのか?それはいつやったっていいじゃないか!と思っているからでもある。

ま、そんな理屈にもならないことを書いたところで、目標を決める前にまずやりそうな、一年を振り返る作業をしてみよう。

僕の主なる活動、Mr.ワリコメッツというバンドの一年間を振り返ってみるのである。

 

2016年1月。

月末の週末、ちょうど去年の今頃。

名古屋得三、京都拾得での2days。

ずっと出演したいと思っていた得三での、初めてのライヴだった。

この時ギターはエレキのマコ。

写真は京都拾得でのもの。

 

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2月。

ライヴ無し。

3月。

MAMORU & THE DAViESのイベント、バーレスクダンスとのコラボイベントなどに呼ばれてライヴ出演。

バーレスクダンスとのコラボレーションでは、芝居の真似事にも挑戦した。

芝居と呼べるほどのたいそうなモンではなかったけど、、、

4月。

ギターのメンバーチェンジ。

メッシ加入で、モトローラーズ主催イベントに出演。

準備期間短かったのに、好感触なライヴだったことを覚えている。

 

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5月。

ライヴ1本。

どんなライヴだったか、記憶がない(笑)

6月。

ギター、カツクラ加入。

Mr.ワリコメッツは初めて5人編成のバンドとなり、東高円寺にあるUFO CLUBにて初ライヴ。

新メンバーだった2人のギタリストのあまりの素晴らしさに後押しされて、最高のライヴになった。

今となっては、良い思い出である。

 

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7月。

5人編成になったMr.ワリコメッツではあったけど、新加入のギタリスト・カツクラは自身がリーダーを務めるロンボトランヒップショットの活動などもあり多忙を極め、Mr.ワリコメッツのライヴには不定期参加。

というわけで、7月には4人編成でのライヴを1本。

8月。

5人編成で2本のライヴ。

9月。

5人編成としては初の新宿レッドクロス出演。

10月。

 4人編成でのライヴが決まっていたが、その数日前にギター・メッシが腰を痛めて出演不可に。

急遽、ボーカル・エイジとベース・キリで組んでいるユニット「ニッチとサッチ」に、ドラム・ヒロヤがオマケで付いてくるような形でライヴをした。

アコースティックなサウンドでやったあのライヴ、あれはあれで良かった。

11月。

池袋、新松戸にて4人編成で2本、浅草にて5人編成で1本のライヴ。

ライヴ内容がだんだん登り調子になる中、月末、いよいよ久しぶりの関西へ。

編成は4人。

京都メトロ、塚本エレバティの2days。

確かな手応えを感じた、充実したツアーだった。

 

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12月。

同じ日に2本のライヴ。

まずは5人編成でモーレツアタック40'sのイベントに出演し、その後深夜、4人編成でBLASTJAMS!!という一大イベントに出演。

2017年1月。

残念ながらギター・カツクラ脱退。

あの素晴らしいギターが入った5人編成のMr.ワリコメッツの期間は、言わば夢の中の時間だったのかもしれない。

そして、現実に戻った4人でレコーディング開始。

 

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そして、現在に至る。

さて、これからの一年はどんな一年になるのだろう。

目標や計画はもちろんあるのだけれど、ここでそれを書くのは控えておく。

ただ一つ言えること。

それは次の一歩が2/3(金)のライヴだということ。

場所は東高円寺UFO CLUB

次の一年、すべてはここから始まる。

一年の計は、始めの一歩の瞬間にあり。

スタジオ、音楽の捉え方の変化

一昨日の22日、サポート参加しているSTEPPEN STONEでスタジオに入ってきた。

そして、今日さっき、Mr.ワリコメッツでスタジオに入ってきた。

あまりにも率直な言葉だけど、最近、スタジオがとても楽しい。

スタジオに入る前は、意外と不安になったりすることもあるけど、集まったメンバーと音を出していると自然と楽しくなってくる。

 

「楽しい」と表現すると語弊があるかもしれない。

何も考えてない印象の語感がある。

逆だ。

スタジオに入ると、たくさん考えることができて楽しい。

最近、音楽の捉え方が変わってきた。

抽象的な話になってしまうが、音楽を俯瞰して見ている感覚がある。

以前は演奏している自分にいっぱいいっぱいになっていた。

演奏するフレーズに囚われていた。

周りの演奏(の印象)に囚われていた。

曲(の構成)に囚われていた。

正しい(とされる)テンポに囚われていた。

それが今は、自分がどこにいるのか分からないような、不思議な感覚に落ち入る。

一歩離れたところにいる。

なんだかオカルトチックになってきたからこの辺でやめておこう。

今感じている感覚を書き残しておきたかっただけだ。

読んでいた本にこんな言葉があった。

「これを音楽に置き換えると、とてつもなく密度の濃い作品というのがありますよね。モーツァルトでもベートーヴェンでもワーグナーでも、シェーンベルクでもいいですが(中略)これに向き合っているときの時間の流れにおける精神現象の密度たるや、すごいものじゃないですか。(中略)つまり、あれは音楽だと思って聴いているけれどそうではなくて、世界を受けとめる、考える密度だと思うのです。」(茂木健一郎江村哲二著『音楽を「考える」』ちくまプリマー新書

 

閑話休題

僕らバンドマンにとって、提供できる主要な価値は「ライヴ」という体験と、「音源」という作品だと考える。

他にもあるだろうけど、他は枝葉末節だと、あえて言ってしまおう。

そして、今年はそれらを面白いカタチでどんどん提供していけそうだ。

まずひと山は、夏頃になる予定。

 すごいことになるよ!という、希望的観測を述べたところで、今日はおしまい、おしまい。