音楽ができるまで 〜あるドラマーの記録〜

日々の音楽活動を通じて、感じ、考え、行動したことの記録。 Mr.ワリコメッツ、ドラマー。

時間、音楽、個人練習

久しぶりに、たっぷりと音楽を聴けている。

音楽を聴く時間がこんなに取れるのは、何年ぶりだろう?

それくらい、しばらく思うように音楽を聴けていなかった。

時間が足りてなかった。

今は身動きできない分、時間はある。

お金の心配はあるけれど、時間ならたっぷりある。

 

それは、練習時間についてもそう。

個人練習でスタジオに入って、ドラムを叩く。

毎日同じ時間にスタジオに行って、同じ時間だけドラムの練習をする。

今日もこれから行くのだけど、これで3日連続となる。

それほど特別なことではないのかもしれないけれど、僕にとっては珍しいこと。

昔は毎日スタジオに行く期間もあったなぁ、と思い出す。

 

みなそれぞれ事情は異なるだろうが、僕は僕なりに、世の人と同じように不安はある。

けれど、音楽(と読書)に時間を使える今の状況は、これはこれでありがたいのかな、とも思える。

まぁ、今はジタバタせず、今までやりたくてできなかったことに時間を使う機会なんだと捉えている。

 

ところで、報道によると、いよいよ緊急事態宣言が出されるとかなんとか。

それでどうなるのかは分からないけど、やはり一定程度なにかしらは変わるのだろう。

レコーディングは、どうなることやら。

スタジオに行く

いろいろなことが中止になるなか、今はひとまずレコーディングに向けての準備を進めている。

進めているというよりは、もう既に最終段階と言っていい。

今回は今までにないくらい、しっかりと段階を踏んで進めてきた感がある。

レコーディングの準備は本来、これくらいはやるべきなのだろう。

 

ともかく、昨日はドラムの練習のため、近所のスタジオに行ってきた。

個人練習。

普段でもかなり安く利用できるスタジオなのだけど、昨日はさらに安く利用できた。

期間限定キャンペーンとして割引しているらしい。

このご時世、音楽スタジオも予約が減ってしまって運営が厳しいのだろう。

そう言えば、Mr.ワリコメッツで使っているスタジオも、最近はいつもガラガラに見受けられた。

うーむ、悩ましい。

 

正直なところ、ちゃんとレコーディングに入れるのか、そしてちゃんと最後までたどり着けるのか、不確定要素は多いと思う。

けれど。

それでも僕らは前に進んでいく。

それでも地球は回っているのだから。

というわけで、今日もこれからスタジオに行く。

幸いなことに、時間はある。

考えれば考えるほど分からなくなる

ただいまレコーディングに向けての準備が進行中。

楽器選びやチューニングを含めて音作りの相談をするため、録音曲のサウンドイメージを再考している。

今までなんとなく決まっていたイメージも、「それで本当にいいの?他に可能性はないかな?」と改めて問いただす。

「こんな感じにしてもいいんじゃない?」という考えが浮かぶ。

「それはあのバンドのあの曲のイメージに近いかも」と思ってその曲を聴きなおす。

「これだ!」と思うこともあれば、「いや、ちょっと違うかな?」と思うこともある。

違った場合は、また違う曲でイメージに近いものを探す。

見つかることもあれば見つからないこともある。

そうやって、可能性がどんどん広がっていく。

広がるのはいいのだけど、こんどはそれが収拾つかなくなる。

「こっちもいいけど、あっちもいいなぁ」と迷う。

そうして、考えれば考えるほど、訳が分からなくなっていく。

それが今現在の状況。

そして、その試行錯誤はまだまだ続く。

おおいに本を読み、音楽を聴く

昨日、一昨日とたっぷり時間ができたので、おおいに本を読み、音楽を聴いた。

池上彰が聞いてわかった生命のしくみ』で生命の神秘を学び、キーフ・ハートリー著『ブリックヤード・ブルース』でまだローカルな人気バンドにすぎなかったビートルズに触れる。

ついでに川瀬泰雄著『真実のビートルズサウンド』をパラパラとしながらビートルズのデビューアルバム『プリーズ・プリーズ・ミー』を聴き、かつてリンゴ・スターが在籍し、先ほどの本の著者、キーフ・ハートリーも後に加入したロリー・ストーム&ザ・ハリケーンズの演奏に触れる。

それにしても、ロリー・ストームのバンドの演奏は、、、

ひどかった(笑)。

いや、失礼。

偉大な先人に敬意を(笑)!

そして、ビートルズは何度聴いても新たな発見があると改めて思った。

これを機にどっぷり浸かってみるか。

 

そして、進行中だった、レコーディング用のプリプロが上がってきた。

なかなか良い感じ。

これを元に細部を詰めて、レコーディング本番に挑みたい。

のだけど。

ちゃんとレコーディングに入れるのかどうか?

こればっかりは分からない。

決して悲観するわけではなく、むしろ冷静に見ているつもりではあるけれど、見通しが明るくないことは確か。

状況は日々変化するので、冷静に注視していこうと思う。

ここ一週間くらいは辻仁成さんのブログを愛読し、パリの様子を垣間見て心構えをしている。

歴史に学ぶことも、きっと多い。

曖昧な記憶だけど、シェイクスピアの時代、ペストかなんかが流行って、劇場は次々潰れ、シェイクスピアは田舎に避難したのではなかったか?

1918年頃から流行ったスペイン風邪がおさまるまでには、少なくとも2年はかかったようなことも読んだ。

無知を実感している。

学ぶことはたくさんある。

話がそれたが、どうなるか分からないにしても、ただいまレコーディングに向けての準備が進行中ということだけは確か。

そのためにビートルズをはじめ、昨日、一昨日とおおいに音楽を聴けたのは有意義だった。

 

最後に。

昨日、強く印象に残った言葉を。

「人間は地球上の生物のひとつである」(『池上彰が聞いてわかった生命のしくみ』p225)。

地球上の生物のひとつにすぎない。

決して傲慢になってはならない。

ライヴが中止になってしまった

本日夜に予定していたライヴが中止になってしまった。

高円寺ジロキチでのライヴ。

僕にとってジロキチはずっと、佐野康夫さんや沼澤尚さんを観に行くライヴハウスだった。

素晴らしいドラムの音と演奏を間近で体感できる場所だった。

そんなライヴハウスでライヴができることを楽しみにしていた。

それが中止になってしまったのは残念だ。

残念だけど、ずっと予感はしていたのでそこまで大きなショックは感じなかった。

危篤が続いていた親族を見送るように。

突然くる衝撃は大きいけれど、時間がその衝撃をやわらげてくれる。

 

ライヴ中止を知ったのは昨日の昼すぎ。

その情報を最初に目にしたのはツイッターでだった。

それから確かな情報なのかを主催者に確認するという流れ。

こんなところにも今の時代の諸相が反映されている。

聞くところによると、区からライヴハウスに直接要請があったとかないとか。

SNS上で見ただけなので、情報の確度は低い。

 

そんなわけで、今日はぽっかり予定が空いた一日。

こんなことを言うと誤解を招くかもしれないが、これはこれで嬉しい。

うん、誤解を招いたっていい。

ここは単なる日記だ。

それはともかく、何も予定がない一日なんて久しぶり。

時間に追われる感覚の日々が続いていたので、今日はとにかく、自分の好きなように過ごそう。

自由に過ごそう。

ハマって、感化されつつ

去年の10月くらいだったかな?

東高円寺UFO CLUBで久しぶりにライヴを観て以来、タイミングが合えば必ず観たいと思っているバンド、プライベーツ。

昨夜21日夜は、そのワンマンライヴを観に新宿レッドクロスへ。

いやぁ、やっぱり最高だった。

行って良かった。

感化された。

僕にとって何がどう最高なのか?

「どこをどう切り取っても、すべてが最高!」と答えたいところだけど、それではあんまりなので、自分なりに分析してみると、、、

「二本のギターの音色」と「バンドのグルーヴ感」ということになるだろうか。

ワンマンでのあの感覚を追体験したくて、昨夜家に帰ってからもYouTubeで動画を観たり、Spotifyで曲を聴いたり。

この状態を、人は「ハマっている」と言うだろう。

うん、間違いない。

たしかにハマっている。

ドラマー視点に立てば、森原さんの8ビート。

これがまた最高だ!

あの「エイト」の感じ。

あれは本当に特別で、「モリハラエイト」と名前をつけたいくらい。

すみません、勝手なこと書いてます(汗)。

 

そのように感化されつつ、本日22日夜はMr.ワリコメッツのスタジオだった。

しばらく前からレコーディングのプリプロ作業を進めていて、今日はその大詰め段階。

そしてたまたまやる曲が曲だっただけに、「モリハラエイト」の影響をもろに向けながらドラムを叩いた。

いや、全然違うかもしれないけれど。

少なくとも意識はした。

強烈に。

それはさておき、まぁ、アレンジ自体は好感触。

さて、レコーディング日が近づいてきている。

3月19日吉祥寺ブラック&ブルー、ライヴ記録

昨夜はMr.ワリコメッツのライヴだった。

今年、吉祥寺ブラック&ブルーで4回開催する“ワンマン”シリーズの第一回目。

ちなみに、残りの3回は、6月18日(木)、9月17日(木)、12月20日(日)となっている。

 

昨日のワンマンは、Mr.ワリコメッツでは初めての試み、間に休憩を挟む二部制であった。

飲食をしっかり提供するライヴバーなどではわりとよくある形式ではあるものの、ワリコメッツにとってはチャレンジングな試みだったと、僕は思う。

吉と出たか凶と出たかはさておき、新たな可能性が詰まっていることは確かだろう。

 

セットリストを記しておこう。

【第一部】
1.GPS/JPN
2.バキューンとガム
3.ページをめくれ
4.誰も知らない夜に
5.ジョン
6.ゴーライクディス
7.閻魔と一緒に
8.ちぎれた尻尾
9.星の海の下
10.孤独なジェリー
11.らくだーマン
12.ビリーブ

 

20:10頃にライヴはスタート。

12曲目ビリーブの曲中に、ボーカルのエイジが先に退場して第一部が終了したのは21:00頃だったか。

 

【第二部】
1.カラガラヨー
2.ジェニファー
3.For you blues
4.Night Yayaya
5.ボロ雑巾の詩
6.恋
7.Good old Rock'n'Roll
8.憎いあの娘
9.レディセブンティー
10.ルイジアンナ
11.ジリ貧ジリー
12.恐竜時代
13.Oh!ピピッポ
14.やっぱビール

-アンコール-
今夜だけはシャウト
ロマンロラン

俺はぜったいプレスリー

 

アンコールまで含めて、たぶん22:30くらいに終了。

ステージを終えて立ち上がってみると頭がふらふらした。

立ちくらみが続いた。

きっと酸欠のような状態だったのだろう。

細胞に酸素を届け続ける、血液の許容量をオーバーしてしまったのか。

赤血球やヘモグロビンの不足。

 

それにしても、気持ちの良いライヴだった。

それはきっと、ランナーズハイのような状態だったのかもしれない。