基礎ってなんだ?
基礎が大事だと言う。
音楽にとっての基礎ってなんだろう?
音感?
リズム感?
「では、基礎から始めましょう!」と言う。
ん?キソ?
基礎ってなんだ?
いや、「基礎」という言葉の定義の話をしているんじゃない。
この場合の基礎って、具体的にはなんのことなんだろう?
そういう話をしている。
「音楽の基礎から始めましょう」という時、では、具体的には何から始めたらいいのか?
考えれば考えるほど、分からなくなる。
楽器をもっと上手く弾けるようになりたい!
それは、音楽をやっているものならば、自然に出てくる欲求。
そして、腕をあげたいと思った時に、もう一度基礎から見直そうとするのも常套手段だろう。
けれど、その「基礎」がなんなのかを具体的に捉えられないと、一向に前に進めない。
旅にたとえてみよう。
目的地がある。
いろんなルートがある。
効率よく目的地に到着するルートもあれば、寄り道ばかりのルートもある。
どのルートをたどるのか?
正解はないような気がする。
自分の直感を信じて、ひとまず歩き始めてみることしかできない。
それが、今ひとまずの結論。
「キソ」がどこかに行ってしまったが、ともかく、まずは具体的な一歩を。