音楽は僕らに、何も与えてくれないのだろうか?
手元に、『音楽は何も与えてくれない』という本がある。(著者は津原泰水氏)
音楽にたずさわるものにとっては、刺激的なタイトルのこの本。
まだ読んでいないので内容は分からないけれど、あるいは逆説を用いて読者に強く問いかけているのかもしれない。
さて。
音楽は僕らに、何も与えてくれないのだろうか?
そうとも言えるし、そうじゃないとも言える。
と、僕は今のところ考える。
音楽は、単なる幻想?夢?
けれど、音楽は人の心を捉えて、世の中を大きく変えてしまうことだってある。
1950年代のロックンロールがそうだったように。
1960年代のソウルミュージックがそうだったように。
ブログを書くにあたって、しばらくそのスタンスに迷っていた。
迷いがあって、更新も滞った。
日々を綴る日記なのか?
好きな音楽を語るコラムなのか?
そして、バンド活動をゴールとする宣伝なのか?
それは、これからも迷うかもしれない。
それはそれで良しとする。
ひとまずの結論。
このブログは、「本と実践を通して音楽を考えるエッセイ」。
そこを目指したい。