『ロックンロールの時代』
萩原健太著『ロックンロールの時代 〜ロックンロール誕生からフィル・スペクターまで〜』という本をパラパラっと読む。
「ロックンロールのオリジネイターたち」という章で、重要人物たちが次々と登場してくる。
ビル・ヘイリー、エルヴィス・プレスリー、チャック・ベリー、ボ・ディドリー、リトル・リチャード、バディ・ホリー。
関連事項として、ドゥワップ、ニューオーリンズR&B、ソウル・ミュージック、ロカビリーも取り上げられる。
コースターズ、ファッツ・ドミノ、ヒューイ・“ピアノ”・スミス、レイ・チャールズ、サム・クック、ジェリー・リー・ルイス、ジーン・ヴィンセント、エディ・コクラン。
上げればキリがない。
具体的なアーティスト名を挙げてもらいながら、ロックンロールが産まれてきた経緯をまとめられたものを読むと、ロックンロールへの情熱が焚付けられる。
ロックンロールというより、リズム&ブルースと言った方が適切かもしれない。
ロックンロールとは、リズム&ブルースの中の一形態だというのが僕の立場。
まぁ、名称はここでは置いておこう。
大事なのは、ここにある「興奮」という要素。
「ロックンロール」を聴くと、人は興奮する。
「ロックンロール」を読むと、人は興奮する。
そして今日もまた人は、ロックンロールを追い求める。