それでも音楽の話をしよう

音楽の話題を中心に、アイデア、ひらめき、日常を書き記していきます

残された音楽の価値は・・・

年末に買った『ブルース&ソウル・レコーズ』の最新号を少しずつ読み進める。

特集は、「オーティス・ラッシュ」。

 

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昨年9月に亡くなっており、追悼特集である。

ブルース雑誌に追悼特集の割合が多くなってしまうのはある意味必然だなぁ、としみじみ。

けれど、残された音楽の価値の素晴らしさは不変であり永遠である、と僕は信じている。

まずは『THE ESSENTIAL OTIS RUSH』という、コブラ時代の録音集を聴く。

1956年から1958年までの録音の模様。

 

The Essential Otis Rush by Otis Rush on Spotify

 

歌声、サウンド

どこを取ってもこれぞブルース!

しばらくの間、オーティス・ラッシュのブルースにどっぷり浸かっていくつもり。

音楽は、それ自体が単体として存在している訳ではない

音楽は、それ自体が単体として存在している訳ではない。

人々に聞かれ、社会との関わりの中にあってこそ、音楽に意味が生まれてその力を強く発揮する。

音楽を発するミュージシャン、バンドマンの存在意義も、その中にあってこそ大きなものとなる。

北中正和著『ロック史』を読んでいて、そのようなことを考える。

 

エルヴィス・プレスリーなどのロックンロールの誕生から、ビートルズウッドストック、パンクなど、ロックの歴史を社会との関わりの中でまとめて通史として読むのは、今となってはなかなか興味深い。

リーバー&ストーラー、キング=ゴフィン、ビートルズストーンズボブ・ディラン、ジミヘン、スライ。

改めて聴き掘ってみたい大御所がどんどん出てくる。

この本、元々は『ロック スーパースターの軌跡』という、講談社現代新書の一冊にあった本だそうで、これは読んだことがあった。

今でも、家のどこかにあるはずだ。

けれど、内容は全然覚えていなかった。

そのように縁のある書籍に戻ってきて、また新たな刺激を受ける。

 こうして受けた刺激を、また社会に放って、還元していけたら最高だなぁ。

だらだらと。

ゆったり過ごした元旦。

特になんにもならない、弛緩しきった時間。

たまにはこういうのもいい。

ビールを飲み、赤ワインを飲み、だらだらとつまみを口に運ぶ。

さぁ、眠くなってきたね、とお開きになった後、なんだか眠れず布団に潜って読書。

橘玲著『マネーロンダリング』という金融小説を読む。

舞台は夏の香港。

うだるような暑さ。

面白くてますます眠れなくなる。

そのようにして、元旦の夜を終えた。

 

正月休みもこれで終わり。

2019年、スタートだ!

東高円寺UFO CLUBで迎えた2019年。

東高円寺UFO CLUBで迎えた2019年。

数年ぶりという再会があり、新しい出会いがあり、いつもの仲間が混ざってのライヴでの騒乱もあり。

ともかく良い形で新年を迎えられて、幸せな気持ちでいっぱいになった。

2018年はいろいろなことに挑戦して、良い出会いもたくさんあって、大きく前進できた一年であったように思う。

けれど、満足はしてない。

むしろ、全然足りないという危機感しかない。

時代はどんどん変わっていく。

それを上回るほどに自分もどんどん変わっていかなければ、と思う。

でなければ、時代の遺物として取り残されるだけだろう。

12月の怒涛の日々があって、今のところ先のことはあまり考えていない。

なんとなくの目標のイメージはあるけれど、漠然としている。

今年は、個人としても、グループとしても、しっかりと戦略を立てたいと考えている。

そんな諸々は明日以降、じっくり考えていこう。

 

ひとまず、今日はこれから、お酒を飲んだりなんかしちゃって、元旦を満喫するつもり。

 

 

p.s.  いつもブログを読んでいただいている皆さま、本当にありがとうございます!

2019年も、バンド活動共々、よろしくお願い致します!

カウントダウンだ!「5-4-3-2-1!!!」

あれは何年前だったろう。

東高円寺UFO CLUBで開催されていた「5-4-3-2-1!!!」に初めて行ったのは、ゴールデンウィーク真っ最中の土曜日だった。

「こんなに楽しい場所があるのか!?」と衝撃を受けた。

「求めていたのはこれだ!」と刺激を受けた。

ライヴハウスは遊び場なんだと心の底から思えたのは、この時が初めてだったかもしれない。

音楽で踊り、酒を飲み、人と出会う。

そんな遊び場。

そんな影響から、当時やっていたバンド、ダンスグッズの主催で「Having a Party」というイベントをやって、「5-4-3-2-1」、通称「ファイヴフォー」のAraiさんによくDJで出演してもらってもいた。

 

そんな主催イベントもやらなくなり、時間的な問題や趣味嗜好の変化から、そのようなイベントにも行かなくなってしばらく経った。

そんな折。

UFO CLUBとファイヴフォー共同主催の年越しライヴイベントの出演オファーがMr.ワリコメッツに舞い込んできた。

そしてそれが、今日。

Mr.ワリコメッツでファイヴフォー関連イベントに出演することになるとは思ってもいなかった。

しっかりガッツリやるぞー!と気合いも入るけど、久しぶりのファイヴフォーがただただ楽しみだけだったりもする。

出番が終わったら、早速ビールを飲み、サイコーの音楽でただただはしゃぎたい、と気持ちが先走る。

 

さぁ、ハッピーニューイヤーへ向けて!

音楽と共に遊ぼう!

 

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マイナスをゼロに戻す一日

怒涛の日々が過ぎ去った。

その間、好きな音楽を聴くことや本を読むことがほとんどできなかった。

目の前のことばかりに追われて、未来への投資ができなかった。

そして、溜まりに溜まった疲労と雑用。

今日は午前中、溜まった疲労を解くべくゆっくり寝て、その後は溜まった雑用に追われた。

言わば、マイナスをゼロに戻す一日。

そう!

そして明日からは気持ちを新たにゼロからのスタートをしよう。

その前に。

今日はこれから久しぶりにスタジオでバンドリハーサル。

明日は年越しライヴに出演する。

なんだかバンドで音を出すのがすごく久しぶりな気がしてしまう。

「バンドで音を出すのって気持ち良い!」

結局はここに戻ってくるのだなぁ。

今日でひと段落。

1ヶ月以上続いた怒涛の日々も、今日でひと段落する(予定)。

今年もいろんなことがあった。

来年もいろんなことがあるだろう。

けど、今は何も考えられない。

今年一年を振り返るような、過ぎたことを思い出すのはあまり好きではない。

というか、ただ単に面倒くさいだけなんだろうけど。

先のことを考えるのは好きなのだけど、今は考えないようにしている。

考えてしまうと、何も行動に移すことができない現状を辛く感じてしまうから。

 

ともかく、今日でひと段落。

今日が終わったら、今までのことは一度リセットして、明日からまた新たな未来を組み立てていこう。

時間が無いなりに悪戦苦闘して乗り切ったこの1ヶ月ほどの時間は、自分の財産として残るだろう。

ふぅー、ひとまずあと半日だ。