それでも音楽の話をしよう

音楽の話題を中心に、アイデア、ひらめき、日常を書き記していきます

化ける!

ばける【化ける】


①本来の姿をかえて別のものになる。

  〜中略〜

④思いもよらないほど,いい状態に変わる。

weblio辞書 三省堂 大辞林より)

 

4/25(水)新宿紅布、4/28(土)ポップコーンズとのツーマン、5/5(土)神田The SHOJIMARU。

3本のライヴを終えて、今、ひと段落したような気分になっている。

今週末にもライヴがあるのだから、ここでひと段落つける道理はないのだけど、理屈はともかく、気持ちの上では一昨日のライヴで一区切りとなったようだ。

ひと段落ついたところで、ふと我に帰る。

ここ最近のライヴはどうだっただろうか?

何が良くて、何がダメだったか?振り返って反省する。

もっと面白いことをするためには、何をしたらいいか?

もっと人に楽しんでもらうためには、どうしたらいいか?

ライヴの時が糸の張ったテンションの高い状態だとすると、今は少し糸が緩んだ、隙間の時間。

そんな隙間の時間は、今後の方針を考える絶好のタイミングだ。

そして、思考は自然におもむくまま流れ、これから目指すところに想いを馳せる。

 

考える。

けれど、その目指すところはまだ、靄がかかったように、漠然としているようだ。

何も見えていないわけではない。

ちょっとした輪郭のようなものは見えるような気がするけれど、はっきりとした形を捉えることはできない。

そして、考えを巡らせていくうちに、ひとつの単語に行き当たる。

それは、「化ける」という言葉。

Mr.ワリコメッツが京都に行く時によくお世話になっている方がいて、2月に京都に行ってライヴをした時に、その方がMr.ワリコメッツを評して、この言葉を使っていた。

「Mr.ワリコメッツ、化けるかもよ!」と。

うん、これはなかなか良い。

化ける。

行き着く先の形はまだ漠然としているけれど、これだけは確か。

化けたい!

現状も悪くはないけれど、もっと面白くしていきたい。

現状維持ではつまらない。

本当のことを言えば、変わった先というのは必ずしも良くなるとは限らないのが世の常だとは思うけれど、やはり変わりたいと思う。

変わるというのは楽しいことだ。

変化にこそ、面白さが、ある。

僕はそう思う。

変わりたい。

それも、思いもよらないほど。

 

「化ける」

よし!これを今後の方針としていこう。

ひとまず期限は7/15(日)のワンマンライヴ。

それまでの過程は、化ける過程だ。

The SHOJIMARUにて

こじんまりとした店内に、可愛らしいサイズのテーブルとイスが並ぶ。

徐々に増えていくお客さん。

到着時点で既に、ろれつが回らないくらいには酔っている人たちも、中にはいた。

飛び交うドリンクオーダー。

軽めのフードオーダー。

こまめに下げられても増えていく、空いたジョッキやグラス。

そんな中、ステージでは熱いライヴが繰り広げられていく。

 東行、バミリ、The sham、Mr.ワリコメッツ。

ステージが進むにつれて、酔客も増えていく。

ライヴを観ながら、お酒も楽しむ人たちの光景。

あるいは、お酒を飲みながら、ライヴも楽しむ光景と言った方が良いか?

飲食店としてのライヴハウス

こういう場こそ、音楽と人とが交わる、本来あるべき姿なのではないか?

 

ともかく、僕はこういうお店が好きだ。

The SHOJIMARU。

次はいつここでライヴができるかなぁ。

 

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歴史と伝統をリスペクト!

ポップコーンズとのツーマンライヴがあったのが、ちょうど1週間前。

大いに盛りがり、イベントは大成功!

Mr.ワリコメッツの活動にとっても、1つのクライマックスになったように思う。

1つの山を越え、次に目指す大きな山は、7月にあるワンマンライヴツアーであろう。

京都磔磔と新宿紅布で開催する二本のワンマンライヴ!

これらを成功に導くべく、邁進していこう。

ここからがまたスタートである。

 

そして早速今日は、神田にあるThe SHOJIMARUでMr.ワリコメッツのライヴ!

先ほど、リハーサルをしてきた。 

 

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とても感じの良いお店。

それが第一印象である。

神田The SHOJIMARUは、タイマーズでドラムを叩いていた、杉山章二丸さんのお店。

そんなお店でライヴができるなんて、なんだか不思議な気持ち。

しかも、今日誘ってもらったThe shamでドラムを叩くのも、章二丸さん。

まるで後進の人たちにロックンロールの歴史のバトンを渡していっているようにも感じられる。

周りのバンドマンにも、このお店でライヴをする人たちが多い。

歴史は繋がっていく。

そうして、伝統が築かれ、形作られていく。

たとえば京都磔磔も長い歴史と伝統がある店だが、僕らはその歴史と伝統をリスペクトし、その船に乗っていくだけだ。

そのスタンスが僕は好きだし、しっかりした土台があるからこそ、冒険もできる。

歴史と伝統をリスペクトし、新たな歴史を作っていく。

 

さぁ、とにもかくにも、今夜はThe SHOJIMARUでライヴだ!

エンジョイ、プレイ!

とあるアルバムとの、再会。感化。

ドラム・マガジン2018年1月号で、芳垣安洋氏の連載「ドラム・ノーベル賞」を読む。

その記事にギャラクティックが紹介されていた。

ギャラクティック。

昔大好きで、渋谷クアトロにライヴを観に行ったこともあったなぁ。

ギャラクティックとの出会いは、今でも覚えている。

タワーレコード池袋店の視聴機で、アルバム『Late For The Future』を聴いて、「これはめちゃめちゃカッコ良い!」と衝撃を受けて、ソッコーでレジに走り、購入したんだったなぁ。

それから何度このアルバムを聴いたことだろうか?

ミーターズをちゃんと聴くようになったのも、このバンドとの出会い、このアルバムとの出会いがきっかけだったように思う。

ニューオーリンズのバンド、ギャラクティック。

今回読んだ連載記事にも、このアルバムが紹介されていた。

「おっ!久しぶりに聴いてみるか!」と思い、早速聴いてみると。

「おぉ!やっぱりカッコいいではないか!?」と新鮮な驚きがあった。

そして、懐かしい昔の日々が蘇る。

音楽と記憶の、親密で不思議な関係。

今現状とはまた違った形の、音楽への情熱。

ドラムへの情熱。

『Late For The Future』の再会から、出会いの頃とはまた違う感化を受ける。

やっぱり音楽なんだ!

そう思った、ゴールデンウイークの、とある1日。

 

一瞬の閃きではなく、練りに練ってからでないと

昨日ブログに書いた、磔磔のマンスリーパンフレットに載せるコメントについて。

昨夜はいろいろアイデアを出して、練って、3つほど作った。

求められているのは200字以内の短いコメントだったこともあり、「いくつか作ってその中から良さそうなのを選ぼう」という意図のもと、完成までこぎつけられたのが3つだった。

ブログのように、思いつくまま書き上げたわけではない。

ひとまずの方向性を決め、考えながら書き進めていき、読み返し、構成を修正したり、言葉を選び直したり。

そんなだから、短いコメントにもかかわらず、結構時間はかかった。

本来はその3つをバンドメンバーにも見てもらい、意見を聞いてから最終的に判断しようと思っていたのだけど、コメントの方向性からこれしかないだろうと自分で判断したので、その1つだけをバンドメンバーに見てもらい、OKをもらった。

そして、先ほど、そのコメントを依頼主に送った。

興味ある方は、磔磔のマンスリーパンフ6月号が発行されたら、目を通してもらえると嬉しいです。

 

今回コメントを作っていて気づいたこと。

それは、僕の制作方法。

僕はきっと何かを作るとき、一瞬の閃きで作品ができるというより、アイデアをいくつか出し、練りに練ってからでないと、どうも良いアイデアにたどり着かないみたいだ。

今回も、最後に出てきたアイデアが完成品となった。

直感的な瞬発力はない。

いろいろといじくりまわした挙句に、ようやく良いアイデアが出てくるという感じ。

今後の指針として、肝に銘じておこう。

磔磔のマンスリーパンフレット?

磔磔について考えている。

7月13日(金)に京都磔磔で開催する、Mr.ワリコメッツのワンマンライヴ。

そして、それまでにマンスリーで通うことになる、磔磔でのツーマンライヴ。

5/30(水)はモンスターロシモフと、6/18(月)は匕首蝮と。

磔磔ではマンスリーで発行しているパンフレットがあって、その6月号に載ることになる、6/18(月)のツーマンライヴに向けてのコメントを、今考えているところである。

〆切は明日。

このパンフレットは、いつどこで誰がもらい、どのように読まれているのか?

実際のところが分からない。

磔磔に行くと、入り口付近などにこのパンフレットが貼ってあるのを見て、コメントを読んだことはある。

けれど、もうちょっと具体的なところが、今ひとつつかめていない。

その状態で何かコメントを書くのは、なかなか難しい作業ではある。

もちろん、詳細が分からなくても、想像力を駆使してなんとか書き上げなければならない。

けれども、「こういうところでもらったよ」とか、「よく読んでるよ」とか、何か知っていることがあったら、情報が欲しいところではある。

些細なことでも構わない。

何かしらのヒントにはなるかもしれない。

 

今、磔磔のことを考えている。

磔磔でワンマンをやることの意味を考えている。

あれは何年前だったろう!?不思議な縁。

あれは何年前だったろう?

吉祥寺にある曼荼羅というライヴハウスで、The shamというバンドと対バンをした。

そのThe shamのギターヴォーカル、ちぐをさんがMr.ワリコメッツのことを気に入ってくれたみたいで、その後、The shamのイベントに誘ってもらって、何度か共演をした。

下井草にある、Billy's Bar GOLD STARというお店で、確か2回は一緒にやっていると思う。

記憶は不確かだけど。

他にも、仲間のバンド、STEPPEN STONEのイベントに出た時にも、The shamと一緒だった。

 

それからはしばらく、The shamにも、ちぐをさんにも会っていなかった。

そして今年の1月。

高円寺のペンギンハウスであった、モンスターロシモフのワンマンライヴに遊びに行った時のこと。

ライヴで盛り上がり、写真もたくさん撮ったりしているお客さんがいた。

終演後、その方と話をする機会があった。

そうして、話していくうちに、実は以前面識のある方だったということが発覚した。

その方は、The shamのライヴにもよく遊びに行っていて、The shamの仲間とも言える存在。

そして、以前共演した時に、Mr.ワリコメッツのライヴも観たことがあったのだ。

そんなこんなで話は大いに盛り上がり、どういう話の流れか、その場でちぐをさんに電話することになった。

「いやー、久しぶりっす!」

ちぐをさんとの、久しぶりの会話であった。

こっちは二人ともだいぶ酔っていたから、きっと迷惑な電話だったことと思う。

けれど、それがきっかけとなって、今回、久しぶりにThe shamのライヴイベントに誘ってもらうことになった。

場所は神田にある、The SHOJIMARU。

The shamでドラムを叩くのは、あの章二丸さんだということだ。

 

The shamとの久しぶりの共演。

非常に楽しみである。

 

興味のある方は、是非、遊びに来ていただけると嬉しいです!

 

5/5(土)
神田THE SHOJIMAIU

The sham
東行
Mr.ワリコメッツ
バミリ

open 18:30 / start 19:00
charge ¥2500+1drink