音楽によって紡がれる、この素晴らしき出会いと繋がり。ワンマンライヴまで、あと10日!
ライヴ活動をしていると、いろいろな人との出会いがあり、そこから繋がりが生まれることがある。
それは、広く浅めの繋がりになることもあれば、深く密な繋がりになることもある。
短期間で瞬発的に生まれる繋がりもあれば、時間をかけて「末永い」付き合いになる繋がりもある。
そこにあるグラデーションは様々だ。
そうして生まれた繋がりは、自分たちの状況や環境を大きく変えることもある。
出会いは必然だったのか、偶然だったのか、当事者にとってみれば、それはよく分からない。
主観的には、偶然としか思えないことの方が多い。
そして、偶然の出会いによって、出会った当時には思いもよらなかった関係性に発展することもある。
その関係が現在の環境に与えている影響は大きいと感じるし、今現在も新たな出会いがあり、出会いによる状況変化も日増しに増大しているなぁ、という実感も少なからずある。
いや、むしろ、大いにある。
そして、その変化が心地よいと感じる、今日この頃。
Mr.ワリコメッツのワンマンライヴが近づいてきた。
ワンマンライヴは当然、僕らにとって大きな催し事だ。
そして、普段の活動では、出会い、繋がりがどんどん拡散していくように感じられのだけど、僕らにとって特別な日であるワンマンライヴという場は、その拡散した状況を一度回収し、一つにまとめる役割を果たしてくれるのだと思う。
もちろん、僕らに多くの繋がりがあるように、ワリコメッツと関係を持った人たちにも多くの繋がりがある。
タイミングによっては、ワンマンの日にワリコメッツとの関係を再確認しに集まれるとは限らない。
ワンマンがゴールでもないし、通過点の一つでもあるから、それはそれで一つの繋がり方でもあろう。
けれど、もしタイミングが合うのならば、関係性を確認するためにも、是非ワリコメッツのワンマンライヴの場に集まってほしいとも思う。
音楽によって紡がれる、この素晴らしき出会いと繋がり。
音楽、ライヴの内容も当然大事なポイントではあるけれど、プラスアルファとして、この出会いや繋がりというのも、ライヴという音楽の場の大事なポイントであると、僕は思う。
これこそ、「ライヴ」という場の醍醐味であろう。
7/13(金)京都磔磔ワンマン、7/14(土)名古屋大須OYSスリーマンイベント、7/15(日)新宿レッドクロスワンマン。
Mr.ワリコメッツとの広い意味での繋がりに興味がある方には、是非集まっていただけたら、これ幸いである。
磔磔ワンマンまで、あと10日。
小田原豊さんと、桑田佳祐「ROCK AND ROLL HERO」、そしてリンゴ・スター
昔、桑田佳祐「ROCK AND ROLL HERO」という曲が好きだった。
桑田佳祐 - ROCK AND ROLL HERO - YouTube
この曲のレコーディングに参加しているミュージシャンのクレジットを見て、小田原豊というドラマーの名前を知る。
そして、昨夜。
荻窪ドクターにて行なわれたイベントにMr.ワリコメッツは出演。
対バンとして出ていたデルタロケッツというバンドに、その小田原豊さんがドラマーとして参加していた。
そのドラムプレイを見て感じたのは、「何か特別なことを演る必要はないのだな」ということ。
特別なことを演る必要はないけれど、何を伝えたいかが明確であり、ちゃんと伝わるプレイをすることが大事なのだな、と思った。
そして、説得力のあるプレイ。
それは文章を書くことに例えると、名文を書く必要はない。
名文である必要はないけれど、ちゃんと分かりやすく、伝わる文章を書くことが大事だということ。
そして、ちゃんと説得力を持たせることも。
それが、プロとしての仕事。
良いプレイを見させてもらって、感激した。
しかも、桑田佳祐「ROCK AND ROLL HERO」を彷彿とさせるフロアタム主体のプレイを観られたのだから、感動もひとしお。
終演後、小田原さんと話す機会を得て、あの「ROCK AND ROLL HERO」を匂わすプレイを観られて感動したことを、率直に伝えた。
それを喜んでいただけたのが、なお嬉しかった。
そうして小田原さんは、気を良くしたのか、その話の流れで、リンゴ・スターからの影響を語り、自らドラムセットの前に座り、指で叩きながらの実演を交えながら、いかにリンゴ・スターのドラムがカッコ良いかを熱弁してくださった。
そんな小田原豊さんは、とても眩しく見えた。
サイコーに嬉しい夜だった。
最後の実戦的な場
Mr.ワリコメッツのワンマンシリーズまで、残り14日。
つまりあと2週間。
そして、それまでに残されたライヴは1本のみ。
明後日7/1(日)、荻窪ドクター、友達バンドとも言える、モトローラーズ主催のイベントだ。
持ち時間は30分。
ワンマンライヴ前最後の実戦的な場での演奏でもあるし、気合が入る。
今回、僕が掲げようと思うテーマは、「爆発」。
ん?爆発?(笑)
なんとも抽象的なテーマである。
いいんだ、抽象的で。
抽象的ではあるけれど、僕の今の想いを凝縮しているとは思う。
是非、見届けてほしい。
予約はこちら→http://mrwaricomets.info/schedule#reserve
文章を書くのは、難しい
文章を書くのは、難しい。
とても難しい。
ブログを毎日書くようになってからも、それは変わらない。
最近、コラムというスタイルで文章を書くことに挑戦している。
テーマを決め、下調べをして、自分なりの視点を入れて、一つの文章にまとめる。
日記的に書くブログの文章とは、また違ったものになる。
違った種類のものを求められる。
頭の中で構想をまとめて書き始めてみたものの、何かが違う、と何度も書き直す。
書いては何かが違うと、ぐしゃぐしゃっと紙を丸めてゴミ箱に捨てる、ということを何度も繰り返す。
実際には紙に書いているわけではないので、ぐしゃぐしゃっと丸める行為はしていないけれども。
いやはや。
ともかく、文章を書くのは難しい。
すぐれたロックンロールがやりたい!磔磔ワンマンまで、あと16日。
昨夜は、Mr.ワリコメッツのメンバー揃ってのスタジオ入り。
先日のライヴの反省点などを整理したり、いよいよワンマンライヴが近づいているので、その時に演る予定の曲を練習したり、またそのアレンジを練り直したり。
課題はまだまだ多い。
そして、残された時間は、それほど多くはない。
これからの2週間ほどは、緊迫した時間を過ごすことになるかもしれない。
望むところだ。
片岡義男著『僕はプレスリーが大好き』(角川文庫)という本がある。
僕はこの本が好きで、最近、訳あってパラパラっと読み返している。
すぐれたロックンロールは、ビートによって切迫感をあたえられた日常生活のリアリズムが、聞き手の心にトータルな衝撃をあたえる音楽だった。
「衝撃をあたえる音楽」。
ライヴの完成度を高めたいと思うと、形を整えることばかりに目がいきがちになるけれど、そればかりだと方向性を見失うことにもなりかねない。
それは分かっているのだけど、いざ実際に演奏するとなると、そこのバランスが難しい。
いや、バランスなんて考えている場合ではないのかもしれない。
少なからず葛藤がある。
けれど、この葛藤は必要なものだとも思っている。
その先に答えがあると、僕は信じている。
すぐれたロックンロールがやりたい!
磔磔ワンマンまで、あと16日。