それでも音楽の話をしよう

音楽の話題を中心に、アイデア、ひらめき、日常を書き記していきます

京都へと向かう

午前7時前の新宿駅

まだ大混雑というほどでもないが、かと言って人通りが少ないわけでもない。

せわしなく先へと歩みを進めるスーツ姿のビジネスマンが、これから繰り広げられるであろう通勤ラッシュの大混雑を予感させる。

そんな中、スネアやペダルなどの楽器を積んだ台車を引いて移動している。

朝の多少混雑した電車の中に得体の知れない大荷物を持ち込まれても、通勤途中の人にとっては迷惑な話だ。

そして、こちらはこちらで、「こんなに朝早くからみんなで通勤しなくても良いのに、これだから日本は」などと勝手なことを考えている。

とかく人は自分の立場を中心にして考えてしまうものだ。

 

まぁ、良い。

そんな苦労をしながら、バンドメンバーの集合場所へと向かう。

そこから京都へと向かう。

明日は大阪の高槻市

初めて行く場所。

Mr.ワリコメッツのライヴ、2daysだ。

今回はどんなツアーになることか。

これからの旅に想いを馳せる。

移動中の電車内にて。

お知らせ

明日から、僕の所属するバンド、Mr.ワリコメッツは関西ツアーに出ます。

11/2(木)は京都磔磔にて、11/3(金)は高槻ナッシュビルエストにてライヴです。

盛況だった、8/13(日)、京都拾得でのワンマンライヴから、もうすぐ3ヶ月。

東京では次のワンマンに向けて邁進中ですが、関西方面に関しては新たなスタートでもあると思っています。

新たな出会い、新たな繋がり。

そしてこれまでの繋がりを更に深める機会でもある。

京都、大阪、奈良、和歌山、兵庫、その他近隣の皆さん。

是非、Mr.ワリコメッツのショーをお楽しみ下さい!

どうぞよろしくお願いします!

 

 

★11/2(木)★
京都磔磔

 

Mr.ワリコメッツ
はいからはくち

 

open/start 18:00/19:00
前売/当日 ¥2,400/¥2,800(ドリンク別)

 


★11/3(金)★
高槻ナッシュビルウェスト

 

The Monkey Business Extra Light
Mr.ワリコメッツ
あうんさん・すうじぃ
ブラック&クレイジー
石の拳

 

open/start 18:30〜
2000円(1Drink付)

 

ベスト盤よりも、アルバムごとに順を追って〜チャック・ベリー編〜

少しづつ時間をかけて、チャック・ベリーの経歴をたどっている。

全てを網羅できるわけではないが、ある程度順を追って。

1957年のファースト・アルバム『After School Session 』から初めて、今 、1964年の『 St. Louis To Livepool 』まできた。

ブルースともカントリーとも違うオリジナリティ溢れるロックンロール黎明期の作品から始まって、あの有名なギタースタイルでチャック・ベリーのスタイルを確立し、時代の流れに伴ってポップスよりの作品にも手を出し、擬似ライヴ盤を経て、元のチャック・ベリー・スタイルにカムバック。

大まかなに言うと、これまでたどった道はこんな感じであった。

まだ先は長いけど、そして聴かなくても良いんじゃないか?という作品が中には含まれているかもしれないけど、できたら今年発表された最新作まで耳を通そうと考えている。

 

一人のアーティストの、あるいは一つのバンドの作品を順を追って聴いていく作業が好きだ。

もちろん、手っ取り早くそのバンドやアーティストの全貌を知るには、ベスト盤や3枚組くらいのボックスセットが役に立つ。

けれど、たとえばベスト盤で知った曲を、アルバムの中で同時期に作られた他の作品に囲まれた環境で聴くと、ベスト盤だけで聴いていた時とは違った側面が見えてくる、聴こえてくることがある。

そして、時代順に聴いていくと、またさらに違った側面が見えてくる、聴こえてくることもある。

これは、一つの曲を多角的に聴くことだ。

音楽を多角的に捉えることができる。

 

これって、音楽活動をする上での、大きな財産になっている気がする。

まぁ、そういうことに関係なく、時代順にアルバムを聴いていくのが好きなだけなんだけれども。

何かを掴んだかもしれない

今朝は、朝寝坊。

なので、簡単に。

 

突然、何かを掴んだ感覚になる時がある。

昨日の昼頃、ロバート・クレイの新しいアルバムを聴いていて、そのドラムのスティーヴ・ジョーダンの凄さに改めて気付いた。

その凄さの一つのヒントを掴んだかもしれないと思った。

 

夜、Mr.ワリコメッツのリハーサルでスタジオに行った。

ドラムの演奏をする際に、昼に掴んだヒントを意識してプレイした。

すると。

何かが、違う。

これは、ドラムをプレイする上で、何か凄いものを掴んだのかもしれない。

そう感じた。

その何かを説明するのは難しい。

いわゆる、“ポケット”に関することだ。

と言っても、それも専門用語だからきっと大抵の人には伝わらないだろう。

“ポケット”はドラマーにとって重要なものだ。

ある、アメリカのドラマーが言っていた。

「お金は“ポケット”に入る」と。

 

ともかく、ずっと分からなかったことが、ある日突然分かるようになる時が来る。

上達や、成長の、不思議。

雑誌を使い倒す

音楽雑誌を読む。

インタビュー記事などでは、そのアーティストの作品が必ず紹介されているから、それをSpotifyで検索して、聴きながらインタビュー記事の続きを読む。

そうすると、記事への理解が深まる。

知らない音楽との出会いにもなる。

記事を読みながらだと、集中して聴くときほど曲を細部まで聴くことはできないけれど、それはそれでいい。

気に入ったものはリストに登録し、後でまたしっかり聴けば良いのだから。

記事を読みながら聴くことによって、その音楽への理解が深まる効果もある。

 

以前は、雑誌で気になる音楽と出会っても、CDを買いに行くまでにタイムラグがあった。

そのタイムラグの間に記事の内容は忘れてしまうし、CDを買うのを先延ばしにしているうちに興味が薄れてしまうこともあった。

それにそもそも、気になるCDを全て買うほどの経済力も持ち合わせていない。

それが、Spotifyで雑誌を読みながらにして、すぐ検索して聴くことができる。

毎月定額で。

Spotifyを使い始めたのはわりと最近の話であるが、こうして音楽雑誌をいくつか読み終えてみたら、「なんだか音楽雑誌を使い倒しているなぁ」という実感が湧いた。

ちょっとした、満足感。

そして、やりきったという達成感である。

 

ワンマンライヴまでの、道しるべ② 〜関西編〜

再び、Mr.ワリコメッツのワンマンライヴまでの日数を数えてみる。

42。

12月10日まで、あと42日か。

そして、僕が立てたワンマンライヴまでの「道しるべ」の、一つ目は通過し、二つ目、三つ目に向かっているところだ。

10月21日の投稿に記した、「道しるべ」はこうだ。

 

①10/24(火) 新宿レッドクロス
②11/02(木) 京都磔磔
③11/03(金) 大阪・高槻ナッシュビルエス
④11/12(日) 東高円寺UFO CLUB
⑤11/19(日) 名古屋・今池ハックフィン
⑥11/23(木) 新宿レッドクロス
⑦11/24(金) 吉祥寺ブラック&ブルー
⑧12/01(金) 東高円寺UFO CLUB
⑨12/10(日) 新宿レッドクロス

 

①のライヴは、予想以上にフロアがいっぱいになった。

初めてワリコメッツを観るお客さんもたくさんいたと思われるが、確かな手応えがあった。

もちろん、反省点もあった。

総じて、「道しるべ」の一つ目としては上々だったとは思う。

ワンマン当日もあれくらいはフロアをいっぱいにして、ワリコメッツの創り出すショーを楽しんでもらいたい。

そのイメージを具体的にする助けとなる一夜だったし、あとはあれを基準にどこまで高めて、そして深めていけるのか。

 

さて、「道しるべ」の②と③は、関西への出陣である。

②は、伝統ある、京都磔磔

③は、音楽好きにはたまらないという噂の、高槻ナッシュビルエスト。

この二日間はワンマンライヴまでの道しるべであると同時に、8月に京都拾得でやったワンマンライヴ後初の関西行きでもある。

二重の意味で、大事なツアーとなる。

 

磔磔まで、あと4日。

どんなステージを繰り広げていくのかをしっかりイメージして、最大限の準備をしていこう。

ショーを楽しんでもらうために。

ドラム×肉体

ちょっと前のドラムマガジンで、「ドラム×肉体」と題された、ドラムを叩くためのカラダ作りについての特集記事があった。

パワフルな音を出すために、筋トレする人。

長時間のライヴを演っても疲れないように、筋トレする人。

演奏中、身体の芯がブレないように体感を鍛えようと、筋トレする人。

ようは、筋トレする人の話である(笑)。

食事からタンパク質をしっかり取るとか、プロテインを飲むとかという話もあったり。

余談だが、身近にもこういう人がいたような。

そして、鍛え上げられた肉体とともに上半身裸の写真。

ここまでくると何の雑誌だったっけ?と思ってしまう。

まぁ、これはこれで需要があってのことだろう。

鍛え上げられた身体に憧れをもつ人も一定数いるだろうと思う。

 

よし!身体を鍛えよう!

と、僕はこの特集記事を読んで思いはしなかったけど、鍛えたい部分も確かにある。

それは、左手全般。

右利きの人の多くがそうであるように、僕も右手の動きに比べると、左手の動きは弱くなってしまう。

左手が右手のように使えたらこんなに良いことはない。

そう思うから、鍛えたいなぁ、と思う。

けれど、この場合は筋肉を鍛えるというよりは、神経の連絡をもっと良くするイメージで、何かが違うのかもしれない。

いや、同じことなのかもしれない。

その辺はよく分からない。

 

ちなみに、総じて僕は、ドラムの演奏に「筋肉は必要ない」派である。

一応、記しておくと。