まずはライヴに行くことが大事 〜 s-ken&hot bombomsを観てきた 〜
以前、レベッカのドラマー、小田原豊さんと対バンでご一緒させていただき、話をする機会も得るという幸運があった。
小田原豊さんと、桑田佳祐「ROCK AND ROLL HERO」、そしてリンゴ・スター - 音楽ができるまで 〜あるドラマーの記録〜
その流れで知った、s-ken&hot bombomsのライヴに昨夜、行ってきた。
会場は、下北沢GARDEN。
ドラマーが小田原豊さんであるということ以外に、予備知識はなし。
むしろ、オープニングアクトで出たBimBamBoomの方を知っていて、いやただ知っているというより、最近どハマり中のバンドである。
どうやら、s-kenさんはBimBamBoomのプロデューサーらしい。
そして、s-kenさんは数々の有名アーティストをプロデュースしてきた、優れた音楽家とのこと。
恥ずかしながら、全く知らなかった。
s-ken - ジャックナイフより尖ってる - Sharper Than a Jackknife - YouTube
エンターテイナーという装いのs-ken、そのバックバンドという位置関係ながら、その凄腕具合に耳が惹きつけられるバンド演奏。
音楽内容も多岐にわたり、特にラテンとかカリブ海を思わせるリズムは最高だった。
今日は先ほど、BBキング『Let The Good Time Rolls』という、ルイ・ジョーダンのトリビュートアルバムを聴いていたのだけど、なんとなくこれと昨夜のライヴは似た雰囲気を醸し出しているなぁ、とも思った。
エンターテイナーと凄腕バンド。
そして、良いライヴを観ると、ライヴに触発されて思考がぐるぐる巡っていくことがある。
昨夜は、ライヴ中にライヴそっちのけで、その思考の循環が始まってしまった。
けれど、そのおかげで自分が今やりたいこと、やるべきことがより明確になったような気がする。
これもライヴの恩恵。
やはり、興味のあるライヴには、まず行くことが大事だと、改めて実感した。