チケットを買い、意味合いが変わる!?
今現在、プレイガイドを通じて買ったライヴチケットが2枚、手元にある。
まぁ、2枚とは言っても一つはLivePocketだから、チケット実物ではなくスマートフォンにバーコードを表示させるタイプのものである。
だから、「枚」という単位が適切かどうかは分からない。
ポイントはライヴよりも数週間前に、しかもプレイガイドを通じて買ったということだ。
最近ライヴに遊びに行くと言えば、その日出演するバンドのメンバーなり、バンド関係者なり、あるいはその時のライヴハウスなりに連絡をして、予約することがほとんどである。
それも、前日とかのギリギリのタイミングで予約することも多い。
それが今回は、事前にチケットを購入した。
なぜチケットを購入したか?
一つは、どうしても今回観に行きたいと思ったから。
もう一つは、直前ではソールドアウトしている可能性もあるのではないかと思ったから。
その二つの理由が重なって、今回は珍しくチケットの購入に至ったわけである。
そもそも、あるライヴを観に行きたいと思うのはどうしてか?
あるバンドが好きで、ライブは出来る限り見逃したくない。
音源では知っていて好きだけど、一度、生のライヴも観てみたい。
この組み合わせのイベントっだら、どうしても観たい。
ライヴ会場で友人・知人に会うのが楽しい。
いろいろな理由があるだろうが、そこには必ず、自分なりの意義があるように思う。
イベント主催者やバンドの意向とは関係ないところで、その時点での自分なりの意味を、そのライヴに見出す。
だからこそ、お金と時間をかけてでもライヴを観に行こうとする。
事前にチケットを購入した今、その日のイベントの、そしてライヴの、僕にとっての意味に変化が生じたように感じている。
そのライヴに対してあらかじめ持っていた僕なりの意義が、いつどのようにチケットを購入するかで変化したことに驚きを覚えている。
意外な発見。
そう考えると、ライヴの情報を知り、チケットを購入する段階から、ライヴは始まっているとも言える。
自分たちがライヴをするときにも、考えさせられるテーマ。