難しいからこそ、面白い!?〜リハーサルを終えて〜
リハーサルをやってきた。
なんだか、気持ちが高揚している。
難しいけれど面白いもんだな、と思う。
いや、難しいからこそ、面白いのかな。
今夜は、渋谷と原宿の中間地点ほどにある、「Galaxy-gingakei」というイベントスペースでMr.ワリコメッツのライヴがある。
今さっき、その会場でのリハーサルを終えたばかり。
ここは普段、バンドのライヴをやる会場ではなく、いろいろな用途に使用する多目的ホールである。
だから音響もバンドサウンド向きにはなっていないし、機材もイベント主催者がレンタルしてきたものだ。
PA卓や、モニター、アンプ、ドラムセットリスト、その他何から何まで。
そんな訳で、今回の会場での音作りはとても難しい。
あらかじめそう聞いていて、心の準備もしてきたけれど、会場に着いてみて、やはり難しそうだなぁ、と思った。
人間、窮地に陥ると考えるものである。
真剣に考えるものである。
そして、リハーサルでいろいろ試してみた。
「こんな感じではどうかな?あるいは、こうしてみたらどうかな?」と。
そしてどうやら、この緊張感が今の気分の高揚に繋がっているようだ。
リハーサルでは、それなりの感触は得た。
けれど、本番ではまたどうなるか分からない?
機材ドラブル。
響きの変化。
本番では、演者であるこっちの気持ちも違う。
本番ではきっと何かが起こる。
そして、それにどう対応できるか?
うまく対応するには、素早くレスポンスできるように心の眼を見開いておく必要がある。
いつだってそれは、必要なことなのだけど。
普段の環境と違うと自然とそんな感覚が研ぎ澄まされる、そういうことだってあるだろう。
難しい。
難しいからこそ面白い。
難しい環境を楽しんでいる、自分がいる。