まずは違いを認識すること
形の見えない未来。
形になりつつある作品。
その狭間で心は揺れる。
瀬戸際に追い込まれつつある状況を片目で捉えつつ、期待の膨らむサウンドをもう一方の目で捉える。
双方の力が強すぎて、どうにもこうにも身動きが取りづらい。
昨夜。
まずは違いを認識することの大切を改めて知る。
たとえば、バスドラムの音。
ミュートがかかっているのか、ノーミュートなのか?
ミュートがかかっているとしたら、どれくらいかかっているのか?
チューニングや楽器の特性で、低音成分が強いのか?中音域がよく出ているのか?
そういう違いは、実際にドラムを演奏したことがなければ認識しにくい。
あるいは、音について常に考えているような人でなければ。
それは、ギターでも、ベースでも、もちろん歌でも同じだと思う。
違いをしっかり認識すること。
まずはそこからだし、行きつく先でもある。
基礎にして応用である。