それでも音楽の話をしよう

音楽の話題を中心に、アイデア、ひらめき、日常を書き記していきます

アンソロジーとマージーと

今、ビートルズが楽しい。

聴くほどに新しい発見があることに気付いてから、ことあるごとにビートルズを聴き、DVDで『アンソロジー』を観ている。

『アンソロジー』はビートルズの経歴をエピソードと共に時代順に追っていくシリーズで、全8話中3話まで進んだ。

アルバムで言うと、『ハード・デイズ・ナイト』のあたりまでで、同タイトルの映画が公開されて、いよいよビートルズが世界を制覇する、そんな時代だ。

 

並行して、ビートルズが生まれた時代背景とも言えるマージービートのバンドを、ここしばらくずっと聴いてきた。

バンド名を列記すると、ビッグ・スリー、フォーモスト、サーチャーズ、ザ・マージービーツ、ゲリー&ザ・ペースメイカーズ、レモ・フォー、キングサイズ・テイラー、ザ・スウィンギング・ブルー・ジーンズ。

他にもオムニバスで数曲だけ聴いたバンドもある。

こうしてみるとすごい量だ。

ビートルズも含め、皆同じ曲をカバーしていたりするのがなんとも微笑ましくありつつ、同じ曲であるが故にそれぞれの個性が出たりしてて面白くもある。

たとえば「ツイスト&シャウト」をサーチャーズのものと比べると、やはりジョン・レノンのヴォーカルの凄まじさがよく分かる。

そして、今までさんざん聴いてきたビートルズの「ツイスト&シャウト」が新鮮に響いてくる。

 

こうして、情報に厚みを持たせつつ深掘りしていく感覚はなんだか久しぶりな気がする。

もっともっと核心に迫っていきたい。