身体を分化して捉え直すことが良いパフォーマンスに繋がっていく!?
昨日、歌うことと身体の使い方のことを、ちらっと書いた。
以前、「アレキサンダーテクニーク」なるものの存在を知って、何冊か本も読んだ。
その流れから今は、『歌手ならだれでも知っておきたい「からだ」のこと』という本を手に取っている。
それとは別に、『日本人のためのリズム感トレーニング』という本を通して知った高岡英夫氏の理論に興味を持ち、その流れから今、高岡英夫著『究極の身体』(講談社+α文庫)という本も手に取っている。
そのどちらにも出てきたのが、自分の身体の骨格を感じることの重要性。
それぞれの骨がどこに位置して、どこでどのように繋がり、どのように機能しているのか?
それを自分の力だけで感じ取るのは難しいことだから、解剖学に基づく骨格図を見て知り、皮膚を通して触れるところは自分で触ってみて、正しい知識を身につける。
正しい「ボディ・マッピング」を身につける。
たとえば、胴体を一つのものとして大雑把に把握するのではなく、背骨、肋骨、鎖骨、肩甲骨などと身体組織を一つ一つのパーツとして捉え直す。
そうして自分の身体を分化して捉え直すことできると、身体の使い方の向上に繋がり、それが歌うことでもスポーツでも武道でもなんであれ、良いパフォーマンスに繋がっていく。
まだ浅い知識しか持ち合わせていないけれど、興味深いテーマ。
音楽の練習は練習として続けながら、平行して探っていきたいテーマである。