比較的新しい「メトロノーム」
メトロノームが生まれたのは1810年代のことだと、今日知った。
200年前。
思ったより新しいな、という印象を抱いた。
良いリズムとはどんなものか?と問うた時に必ず問題になるのが、正確ではないが人間味のあるリズムなのか?それともとにかく正確な機械的リズムなのか?ということ。
実際にはその中間に答えがあるだろうか。
あるいは、そのせめぎ合いの中にこそ答えがあるだろうか。
ともかく、その正確なリズムを訓練する時に大いに役立ってくれるのが、このメトロノーム。
古くからあるであろう「良いリズム」と、比較的新しい「メトロノーム」という道具。
だからと言ってメトロノームが重要でないということにはならない。
社会が変われば、人が求める「良いリズム」も変わる。
そんなことに想いを馳せながら、今日も求む、「良いリズム」を。