どんな音を出したいのか?
どんな楽器を使うのが望ましいのか?ということを考えている。
バンドにとって。
もちろん、自分にとって、も。
たとえばレコーディングするとしたらどんなドラムセットやスネア、シンバルを使うのが良いのか?どんな響きの部屋が良いのか?
あるいはそれは、ライヴをする場の話でもいい。
どんな楽器を使うのか?
どんな楽器を使いたいのか?
この問いは、「どんな音を出したいのか?」ということでもある。
これは楽器演奏にとってとても重要なこと。
基本。
根本。
どんな音を出したいのかによって、どのように演奏をするかが変わってくる。
「どんな音を出したいのか」と「どのように演奏をするか」は、密接に繋がっている。
とても大事なことなのに、「どんな音を出したいのか」ということは、思いの外ないがしろにされているような気がする。
「どんな演奏をするか」にばかり気を囚われていることが多い。
自戒も込めて。
どんな楽器を使うのか?というのは、しかし、それほど自由な選択が許されているわけではない。
楽器は簡単に買えないし、持ち運びにだって制限がある。
けれど、考えることは無益でではない、はず。