情報の海に溺れている
ジョン・リー・フッカーにハマっている。
映画『ブルース・ブラザーズ』の路上で歌うシーンがめちゃくちゃかっこいい、あのジョン・リー・フッカー!
久しぶりに聴きたくなったのは、雑誌『ブルース&ソウル・レコーズ』の特集記事を読んだから。
ジョン・リー・フッカー生誕100年記念特集。
ジョン・リー・フッカーは経歴も長いし、録音も多く残している。
時代によって様々なスタイルも試している。
ギター弾き語り、ブルース・バンド、もっと現代的な音を出すバンド。
Spotifyでジョン・リー・フッカーを開くと、たくさんのアルバムや編集盤が出てくる。
重複もあるが、かなりの曲数になるはずだ。
こうなってくると、何から聴いていいのか分からなくなる。
持っているCDもあってそれも良いのだけど、時代的に偏りがある。
偏りがありすぎる。
ベスト盤と銘打っているのに、それはその時代までのベストで、今から見ると本当に初期の曲しか入っていないことは、ままあることだ。
特にブルース系の人にそれが多いイメージがある。
とにかく、今はジョン・リー・フッカーの魅力の全貌を捉えたいと思っている。
けれど情報量が多すぎる。
情報量が多すぎて溺れてしまっている、という現状。
良くも悪くも、現代的な悩みではある。