しょうもない、小話
12/10ワンマンの翌日はグダグダと過ごして、昨日12/12の朝。
出先のトイレでコンタクトレンズを着けようとしたところ、左目用のレンズが無いことに気づく。
「うわ〜、またやっちまった!」。
今年8月に一度、コンタクトレンズを水道に流してなくしてしまったばかりだった。
ハードのレンズを使っているので、買い替えの出費は痛かった。
「くそ〜、また痛い出費か!」
けれど、最後にレンズを外したのはワンマン後の翌朝、始発で自宅に帰ってきてからのこと。
もしかしたら家のどこかに落ちているかもしれない。
いや、絶対家のどこかに落ちているはずだ。
そう期待して、夜の帰宅を待つ。
その日の夕方。
ふと、ある光景が頭をよぎる。
コンタクトレンズを外そうとして、乾燥のためなのか、なかなか外れず、しばらく時間を置いてから外そうとした、そんな光景。
念のため説明しておくと、ハードのコンタクトレンズは眼が乾燥していたりすると、なかなか外れないことがある。
そんな時は、しばらく時間を置いてから再度チャレンジすると簡単に外れたりする。
少なくとも、僕の経験上はそうだ。
そんな光景が最近あった気がしたが、よくよく考えてみるとそれはこの間のワンマン後の朝ではなかったか!?
もしや!
すぐさま左目を、閉じた瞼越しに触ってみる。
いや、ない。
それにそもそも、コンタクトレンズが左目に残っていたら何かしらの違和感があるはずだ。
勘違いかぁ。
そして、しばらく時間が経過。
その間も、コンタクトが外れずしばらく時間を置こうとした光景は頭から離れず。
その光景が頭の中で繰り返されていくうちに、その記憶がだんだんと鮮明になっていく。
「まず右目のコンタクトレンズを外す。
それから左目を。
けれど、左目のコンタクトレンズがなかなか外れない。
ここはひとまず時間を置こう。
疲れたし、ちょっとベッドに横になろう。」
ん?なんだって!?
ベッドに横になるだって!?
あれっ?え?え?
やっぱりこの光景はこの間の朝じゃないのか?
よし、ここはちゃんと鏡で見てみよう。
鏡を覗き込み、左目の中を探す。
やっぱり見あたらない。
一度諦めた。
けれど、疑いは確信に変わり始めた。
もう一度、左目の中を探す。
こんどは目をぐるぐると回しながら、じっくりと。
・・・
・・・
・・・
「あ、あった。」
鏡に向かって黒目の左下方に、薄く青みを帯びたコンタクトレンズを発見。
やっぱりあの光景はこの間の朝のものだったのだ。
しばらく時間を置こうとベッドに横になって、そのまま眠ってしまったのだ。
酔いと眠気のために忘れていただけだったのだ。
とすると、コンタクトレンズは僕の左の白目の上に約1日半の間張り付いていたことになる。
ぞっとした!
その事実に。
眠ってしまって忘れていたことに。
その間、全く気づかなかったことに。
コンタクトレンズをまず黒目に移動させて、慌てて外す。
意外とすんなりと外れる。
コンタクトレンズは無事のよう。
左目もなんとか無事だ。
無くしたと思って周りの人に話して、「また無くしたのー?」と言われていた。
そして、無くしたと思ったコンタクトレンズは実は左目にあったと話したら、それはもう笑われた。
とんだ人騒がせ。
しょうもない小話ですみません。
ワンマン後についてきた、おまけのエピソード。