それでも音楽の話をしよう

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レコーディングが近付きつつある

今朝、The Kaisers『Squarehead Stomp』を聴いていて、思った。

音楽を演奏するに際して、「どんなことをやるか?」だけでなく、「どんな音を出すか?」が重要である。

それと同じように、レコーディングに際しては、「どんな風に演奏するか?」だけでなく、「どんな音で録るか?」が重要である、と。

なぜなら、このThe Kaisersのアルバムを聴いていて「音に空間を感じる」体験をしたからだ。

普段音楽を聴いている時は、無意識に音の出所のみを聴いているように感じる。

音の出所のみに意識が集中している。

けれど、本来音が出るところには、それを取り囲む空間もあるはずだ。

The Kaisersのアルバムには、その空間の音があった。

 

音を録音する時は、知識がないこともあり、今まではレコーディング・エンジニアさんに任せっきりだった。

ダイナミックマイクだとかコンデンサーマイクだとかの、マイクの特性もいまいち分かっていないくらいだから。

そして、専門知識のあるエンジニアさんにお任せするのは次回も変わらないだろう。

けれど、「どういう音で録るか?」を少しでも意識しておくと、レコーディングの時のプレイ自体も良い方向へと変わるような気がする。

もちろん、「どういう音を出したいか?」と「どういう音で録りたいか?」とは別の次元の話である、ということは付記しておこう。

 

レコーディングが近付きつつある。